社交ダンサー・競技ダンサー麻戸洋輔・中村綾のblog

鎌倉市大船を拠点に活動しているプロ社交ダンサー・競技ダンサーの麻戸洋輔(まとようすけ)・中村綾組のブログです。社交ダンスに関するあれこれを思うままに綴っています。

2018年04月

前回の記事はコチラから!
WDCとWDSFの違いは?その①
WDCとWDSFの違いは?その②

今回はダンスの内容ではなく、組織の面から違いをみていきましょう。
WDSFは昔はIDSFという組織でした。まだWDCと仲が良かった時代ですね。

この時代はアマチュア選手はIDSF、プロ選手に所属するという構図でした。組織名は違えど、二つの組織が協調していました。

対立してIDSFがWDSFと名前を変えたあたりにWDSF内にPD部門(プロ部門)できました。WDSFはもともとアマチュアの組織ですからプロの選手はいなかったのです。WDSFでアマチュアとして活躍した後に、もしプロとしてチャレンジしたいという人はWDCへステージを変えていたのですが、対立によりWDSFが独自にプロ部門をつくった形となりました。プロ転向によるWDCへの選手流出を防いだ形となります。

また、WDCはプロの組織ですのでアマチュア部門はありませんでした。いきなりプロになります!という人は少ないので必ずアマチュアのステージが必要となります。そこでWDCはWDC-AL(アマチュアリーグ)をつくりアマチュア選手を確保することをはじめました。

WDSFのプロ部門であるWDSF-PD、WDCのアマチュア部門であるWDC-AL。この二つは組織されてからの歴史が浅いので、まだ発展途上という感じです。


簡単に言えばアマチュアが活発なWDSF、プロが活発なWDCということです。


ちなみにWDCとWDSFで呼び方も異なります
モダン?スタンダード?ボールルーム?


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社交ダンス・競技ダンスのペアの相手の探し方

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近年、あらゆるスポーツが昔に比べ進化しています。道具の変化だったり、体つきの変化だったり、ルールの変化だったり、、、、、もちろん競技ダンスも例外ではありません。時代と共にテクニックやスポーツ科学も発展し、それらと共にダンスも進化してきました。

なんと1980年、第1回日本インターを見ることができます!


スタンダードの変化は主に運動量とトップの大きさです。(トップとは男性と女性の枠の大きさや、ヘッドの距離のことです。)
ラテンはボディの動きがより表現されるそうになりました。実は音楽のスピードも違うのです。昔の方がかなり早い!
 


 
 比べてみると、全然違いますよね。先輩達の研究のおかげで今のダンスがあるのですね。


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前回の記事はコチラからどうぞ!
ダンスのプロ選手会って何をしているの?その①

ダンスの団体は複数ありますが、基本的には団体の数だけ選手会があります。
僕が競技会に出ているJDCの選手会『TNKS(タンクス)』、JCFの選手『JPCL』、、、、などです。どの選手会も選手に不利益がないように運営側と交渉します。


具体的には競技会の賞金の値下げに対する抗議や、競技会当日の不手際への改善要求などなど、、、小さな問題から大きな問題まで様々ですが、特に審査員選出に関しての問題には選手会としても注意を払っています。


他のスポーツよりも審査員によって結果が左右されやすいのがこの競技ですので、同じ人が何度も審査員に入ったり、特定の選手に有利に働く不可解な審査員の選出など、本来あってはならないことが起きた時に選手会として対応しています。


また過去に(僕が所属している団体ではないですが)JBDFでは統一全日本という日本のチャンピオンを決める試合への出場を禁止し、出場した場合は罰則を与えると選手に通達したこともあります。最終的にはJBDFの選手会の努力により罰則は回避され、選手は競技会へ出場することができました。


このように選手会は労働組合のような役割を果たしているのです。近年で1番大きかった問題はJBDF東部選手会の日本インターという全日本戦のボイコットでしょうか。ボイコット自体に関しては賛否両論ありましたがそれは置いておいて、選手が「許容できない事柄に関して協力してNOと言える」ということを再認識することができた事例でした。(当然のことながら、選手であれば試合に出場したいはずです。それが日本インターならばなおさらです。)


ボイコットの理由まで詳しく書くと長くなってしまいますのでここでは書きませんが、審査員の選出方法に大きな問題があったことが理由の一つだと言えます。


このように、選手会があるから何かあった時にすぐに団結して対応できるのですね。また、最近ではJBDF、JCF、JDCの3団体の選手会を統一しよう!という流れにあります。ABDCという統一選手会ができて、団体を越えて協力してやっていこうということです。



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ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、ヴェニーズワルツ、クイックステップ、、、、この5種目を総称して何と呼ぶでしょう?


ある人はスタンダードと言ったり、ある人はボールルームと言ったり、またはモダンと言ったり、、、何が正解なの?

実はこの3つの呼び方はどれでも良いんですね。でもちょっとだけ歴史を見ていきましょう。
もともとはこの5種目、モダンと呼ばれていました。モダンとは「近代的」という意味です。男女がホールドを維持し、クラシック音楽以外で踊るというスタイルは当時は画期的だったそうです。それが時代が進むにつれて、別に近代的ではないよね、、、、ということになってきました。そこでモダンではなくスタンダードと呼ぶようにしましょうということになりました。僕がダンスをはじめた頃はモダンと呼ぶ人もいればスタンダードと呼ぶ人もいて何が何だか(笑)長年モダンと呼んできて、突然今日からスタンダード呼んで!と言われても困るよね。


モダンからスタンダードへの名称変更があってしばらくした後、、、今度はボールルームと呼ぼうという話になりました。これは、、、、まぁぶっちゃけ組織間の対立が原因なのではないかと思います(確証はありませんが)。
WDCとWDSFの違いは?その①
WDCとWDSFの違いは?その②
WDCとWDSFの違いは?その③

対立する2つの組織のうちWDC側がスタンダートからボールルームへ名称変更しました。WDSF側は従来通りスタンダードと呼んでいます。


現在はスタンダード、ボールルーム、団体によって呼び名が違うのです。内容は同じなのに面倒だよね。もちろん中身は同じなのでどちらで呼んでも大丈夫です。モダンと呼んでしまうと年齢がばれるかもしれないので注意(笑)


個人的に困るのはブログを書く時。スタンダードと書くべきか、ボールルームと書くべきか。
あとはレッスンの時。僕の勤めているスタジオのオーナーはWDSF側の組織に属していてるので、スタジオのクラスレッスンなどの表記は当然スタンダード。ちなみに僕の所属しているJDCはWDC側なのでボールルーム。生徒さんが混乱してしまうので、レッスンの際はスタンダードで統一しています。


でも何と呼ぼうと中身は同じなのでご安心を。

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こちらの記事もあわせてどうぞ。
社交ダンスのプロになる為には?!その①
社交ダンスのプロになる為には?!その②
社交ダンスのプロになる為には?!その③
社交ダンスのプロになる為には?!その④


前回はプロのスタイルが多様化しているという話でした。今回はプロ選手になる為の方法を具体的にみていきましょう。以前話したように、例え選手として成功したとしても賞金やデモの出演料だけではやっていけません。それ以外に収入源が必要となります。


①ダンス以外の仕事で収入を得てプロの競技会に出場する


プロダンサーの仕事は収入が安定しないので1番リスクが少ない方法だと言えます。女性のプロの方はスタジオで雇ってもらえないことも多いのでこのスタイルの方も少なくないです。

男性のプロでこのパターンはあまりいないかも。

練習やレッスンの受講は仕事のない早朝、深夜でやるしかないので、身体的なキツさがあります。日曜日の競技会、パーティーでちゃんと休める仕事なのか、留学などに対応できるかどうかも、職場によって大分違うと思います。



②ダンススタジオに入社してプロの競技会に出場する


男性はスタジオに入社してプロになるパターンが最も多いです。はっきり言って「ダンスへ打ち込める環境」「収入」などスタジオによってかなり違いがあります。

オーナーの先生が家族のようにスタッフの成功の為にいろいろと理解してくれるスタジオもあれば、オーナーとスタッフはビジネスライクなお金だけの関係のところもあります。


こればっかりは外からではわかりません。オーナーの方針や考え方を理解した上で入社しないと後々大変です。メリットは、レッスンすることによりダンスへの理解が深まるということです。もちろん練習もしやすいのも良いです。


現在は大きく分けるとこの二つになると思います。プロとしてやっていくために収入源は非常に重要だと思います。外国人コーチャーのレッスンを受けたい、海外ダンス留学したい、海外の試合へチャレンジしたい、衣装を新調したい、自分の師匠のレッスンをもっと受けたい、トレーニングキャンプへ参加したい、、、、、とにかくお金は必要となります。


その点を軽視してしまうと、プロになったは良いけどやりたいことができない、、、、という状況になってしまいます。


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