社交ダンサー・競技ダンサー麻戸洋輔・中村綾のblog

鎌倉市大船を拠点に活動しているプロ社交ダンサー・競技ダンサーの麻戸洋輔(まとようすけ)・中村綾組のブログです。社交ダンスに関するあれこれを思うままに綴っています。

2019年08月

以前も書きましたが、インターネットの発達によって、ダンスの情報を手に入れることは非常に容易になりました。youtubeには数多くの海外の試合、レクチャーの動画があり、1度見はじめるとなかなかスマホから離れられないこともしばしば(笑)


ちなみに、もちろん動画で見るのと生で見るのは全然違います。チャンスがあるならば、トップダンサーの動きは自身の目でしっかりと見るべきだし、もしレッスンやレクチャーを受ける機会があるならば勇気を出して飛び込んでいくべきだと思います。世界観が広がることと思います。


話を戻しましょう。レクチャーのビデオ、雑誌等で多くの情報をことができる時代ではあるのですが、重要なのは「その情報はどのようなものなのか?自分自身がその情報をどのように扱うか?」ということだと思います。


僕はテニスをやっていたのでテニスに例えますね。


レクチャーテーマ「相手とラリーをする際のセオリー」
クロスで相手を揺さぶり、ストレートに打ってポイントを取ろう!


さて、このレクチャーテーマの対象者は誰か?もちろんクロスとストレートにボールを打ち分けができる方が対象です。


クロスにしか打てない
クロスでのラリーが続かない
コートにボールが入らない
ボールがラケットにあたらない
そもそもラケットが上手に振れない


これらの方は完全に対象外です。上記のことが出来ていないとクロスとストレートにボールを打ち分けは決してできないからです。


自分で勉強ができることは良いことなのですが、ダンスでも同様のことが起きている場合があります。
「○○先生のレクチャービデオでヒップをこう使うと言っていたわ!」
確かに言っていることはあっているけど、あくまでそれは


良い姿勢が保つことができる
正確なタミングでステップが踏める
相手と適切な位置関係で動ける


などなど、それ以前の前提がある場合がほとんど。悪い姿勢でヒップだけ使っても、○○先生が言ったようには残念ながらならないのです。


うちの社長は良く数学に例えています。
「微分積分の問題を解くには掛け算割り算が必要。掛け算割り算を解くには足し算引き算が必要。」


いきなり微分積分は解けないのです。足し算、引き算を正確に覚える。これが一番の近道になるのだと思います。


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男性でシャドーができないという中上級者は少ないと思います。自分のステップが正確に踏めないことにはリードをする余裕なんてないはずですからね。それに対して女性はどうでしょうか?


社交ダンスでは、女性はちゃんとステップを覚えていなくても正しいリードが来ると踊れてしまいます。なので、ダンスの先生の中にも女性はステップを覚えるなという人もいます。相手のリードに対してどのように反応するのか?そのスキルを上げることで、結果的にどのようなステップも踊れるようになる、ということです。


この取り組みは非常に有効です。最初にステップだけ覚えてしまうと、どうしてもリードより早く動いてしまったり、相手と合わせるのを忘れ自分だけで動いてしまいがちです。


ではステップを覚えなくて良いか?というと、、、僕はNOだと思います。


もちろんあるレベルまでは覚えなくてもなんとかなるかもしれません。でも、大きくシェイプしたり、より大きなパワー使ったり、または男性のリードが十分でない場合ヘルプしたりと、男性と協力して踊る上でステップを覚えることは不可欠だと思います。


もちろん足型を覚えるだけでは不十分で、どのタイミングで、ボディをどのように使うかというところまで考えて、実際に実行できることが目標です。


いきなりたくさんできるようになるのは大変なので、まずは足の順番とタイミング、ここまでで良いので覚えてみましょう。


こちらも見てね!



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先日レッスンで生徒さんにフロアクラフト(←フロアのまわり方の事)について説明をしました。内容はたくさんのステップがあり、フロアの短い辺には収まりきらないので、長い辺から踊り始めるか短い辺から踊り始めるなら途中で角を曲がってね。と言ったものです。


口頭説明だけでは、?マークがいっぱい浮かんでいたのでホワイトボードにひとつずつ、「このステップはこう進む、次のステップはこう、そうすると三つ目のステップで角を曲がらないとこのままいくとLODを逆走するよー!だから曲がってこっち」とOKパターンとNGパターンを書いて見せました。


そうすると「先生、そんなに先のステップの軌道まで考えてるの?!ステップ一つだけならなんとなく分かるけどその後のことなんて考えたことないよ。」と感想が返ってきました。


「えっ!!((進む方向が分からずに)どうやってステップを覚えてるの…?)」とそのときは思ってしました。(笑)


でもよくよく考えると、自分もダンスを始めたばかりのときはパソのファーラウェーリバースでLODが変わると迷子になったりしてたなぁ。あれは前進とか後退とか足の順番は覚えていたけど、カップルとして進んでいく方向、ダンス用語でいうダイレクションが全然分かっていなかったせいなんだな。と今になって気づきました。


ウチの教室ではダンスを始めた生徒さんは最初にステップを教える時に「このステップはこのダイレクションですよ。」って棒を置いたり、図を書いたりして教えています。そういえば、彼らはLODを変えてもあまり迷子になりません。


逆に、サークルなどでダンスを始めて教室にくる人は、足型やライズ&フォールは結構理解しているのに変な方向に行ってしまう人、LODを変えると途端に迷子になる人がけっこう多いです。これはおそらく昔の私と一緒で、自分単体ではなく、カップルでどこへ進むのかが分かっていない人が多いのでしょう。部活やサークルだと図を書いての説明はなかなか難しいもんね。


あなたは自分のルーティンの軌道を書けますか?一度も書いたことのない人は、フロアで練習できないできないときに書いてみるといいよ!どうやって書くの?という人は一度ダンスビュウさんを見てみて!大体毎回、ステップの解説やDVDの解説ページに図が載ってるよ。


以前こちらの記事でもちらっと紹介させて頂きました。


そんなのは楽勝で書けるよーって人は狭いフロアや広いフロアを想定してみるのもいいかも。



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ダンスにおいて骨盤の動きは非常に重要です。特にパソドブレ以外のラテンダンスの場合は骨盤がしっかり動いて見えなければなりません。


動かす上で問題になってくるのが、


「良く動かいている、たくさん動いている」


と状態と


「骨盤が抜けている、外れている」


の判断。僕もこのことにはたくさん悩みました。


ある時は「全然動いてない!もっと大きくたくさん動かせ!」と言われ、またある時は「それだと骨盤が抜けてしまっている!動けば良いもんじゃない!」と言われて、、、、結局どっちなんだよ!(笑)
もちろん両立が大切なのは分かっているのですが、、、


解決の一つに動かしたい部分と違う箇所を動かすという方法があると思います。例えば骨盤を右へ動かしたい場合は、右肩甲骨を左へ動かし尚且つ左脚で床をプレスする。そうすると上半身は左へ、下半身は右へ動くような形となり、結果として骨盤は右へ動きます。


骨盤自体を右へ動かそうとすると再現なく右へ動いてしまい抜けている、外れている状態になりやすいです。内側から外側へエネルギーが使われている状態です。。


それに対して肩甲骨と脚部を使って結果的に骨盤を動かすという方法は体のセンターにエネルギーが集まってきます。外から中へエネルギーが集中してきます。


内→外ではパワーが漏れていくのに対し、外→内はパワーを体内へ留めることができますので、運動の質としてはこちらの方が上質です。


「骨盤を動かす」という結果が欲しい場合、このように意識を変えることでダンスのエネルギーを上げていくことができます。僕の経験上、「指摘された部分」と違う部分にヒントがあるように思えます。


例えば
「ホールドが下がっている!」と言われた場合は「腕」でなく「背中」を上げる
「首が前に出ている!」と言われた時は「首」を引くのではなく「胸」を上げる
「もっとロアーして!」と言われた時は「膝」を曲げるのではなく「股関節」を曲げる


みんなも試してみてね!



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ダンスを習う時に先生は自分で選ぶことができます。クチコミや通いやすさ、実際に体験レッスンを受けてみたりして選ぶ人が多いかな。


では先生は生徒を選べるか?プロの世界ではなかなかレッスンをしてくれなかったりという話も聞きます。先生も弟子をある程度選ぶこともあるでしょう。では一般のアマチュアの生徒さんはどうでしょうか?この辺りはスタジオや先生の考え方によって異なりそうです。


「どんな方でもお客様はお客様。頼まれたらレッスンをしなければならない。」という先生もいれば「お金の問題だけではないから、信念を曲げてまでレッスンはしない。」という先生もいるでしょう。


基本的に、その先生のレッスンを受けるということは、その先生のダンスに対する考え方やテクニックを知りたいということのはずです。しかし教わった内容をチョイスするかどうかは生徒さんに選択権があります。先生から教わったことは、必ずしも自分に合うとは限りません。時には選択しないこともあるでしょう。


でも大切なのは、とりあえずその言われたことにチャレンジしてみること。それで合わなかったのなら先生も何も言わないです。トライしたけど合わなかった、これは先生に敬意を払っていると思います。


「先生に敬意を払う」これが重要だと思います。


僕もプロになりたてのころは「どんな方でもお客様はお客様。頼まれたらレッスンをしなければならない。」と考えていました。正直、お金もなかったし、生徒を選ぶなんて考えられなかった。有難いことに僕の生徒さんにはそんな酷い人はいなかったけど、僕の同世代の先生の中には「プロとしてまだ未熟なアナタにお金を払っているんだから」という人もいたみたい。そんな人にレッスンするのは嫌だったと思いますが、やはりお金がないからレッスンするしかなかったのでしょう。


今はどうかというと、「お金の問題だけではないから、信念を曲げてまでレッスンはしない。」こっちはお金を払っているんだから客でしょ?黙って教えなさいよ!という方のレッスンはお断りしようと思っています。以前書いたように、自分のレッスンは宝物だと思っているので、自分が渡したいと思える人にだけ渡していきます。


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