社交ダンサー・競技ダンサー麻戸洋輔・中村綾のblog

鎌倉市大船を拠点に活動しているプロ社交ダンサー・競技ダンサーの麻戸洋輔(まとようすけ)・中村綾組のブログです。社交ダンスに関するあれこれを思うままに綴っています。

2020年03月

先日、レッスン終わりに「ほかに何か質問あるー?」と聞いたら、「最初は大丈夫なんだけど、踊っているうちにボール(母指球)とかつま先が痛くなるのですが、なんでですか?」と聞かれました。


そういえば、自分も最初のうちは痛くなってたなぁ…。と思ったので記事にします。最初から足にトラブルがある人はまた状況が違うと思うので、今回は踊る時だけ痛くなる、という前提で話します。


足の指やつま先、ボールが痛くなる人はバランスが上手く取れていないことが多く、足の前方に体重をかけすぎていることがよくあります。さらに、前に体重をかけすぎているにも2パターンあると思います。


1.立っている時点でバランスが足の前の方にある

2.動くと前のめりになる


1はヒールを履くことに慣れていない人にとても多いです。
スタンダードなら、姿勢があばらを開きすぎだったり、ボディを相手とくっつけようとしてつま先に体重が乗っている。ラテンはあばらが開きすぎだったり、ニーバックを過剰にしすぎて腰を反った姿勢になっているなど姿勢に問題があります。


2は足を動かすタイミングに難あり。
胴体の進行するスピードに対して足を動かすのが遅い、もしくは歩幅が小さすぎるのが原因です。このタイプは音楽にも遅れがち。
またこのタイプはフットワークが間違っている人も多いです。正しいフットワークを知っているのにできない場合は、ライズ&フォールやバランスの位置が間違っているので見直しましょう。

どちらのケースも前ももやふくらはぎ、お尻の筋肉など足の指やボール以外の部分にも余分な負担がかなりかかっています。早めにバランスを見直しましょう。自分で解決できない場合は、冒頭のケースのように早めに先生に相談してしまった方が良いでしょう。クセがついてから、痛みがひどくなってからの方が直すのに時間がかかります。


長時間練習している訳でもないのに痛いのは黄色信号!早めに直して楽しいダンスライフを!


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「麻戸君、ホールドする時は左右が非対称にね。左肘は横のイメージだけど、右肘はもっと前だよ」


先生に習い始めた時にこのことを教わったのだけど、最初は信じられなかった笑
それまでは両肘は横に思いっきり張ってと習ってきたからね。だって上手いダンサーの両肘はビシッと横に大きく広がっていて、横のトーンがとっても強く見える。前にホールドしているようには見えなかった。


で、いざ前にして組んでみると綾先生がとっても踊りやすそう。確かに、右肘を真横にしてしまうと女性のスペースはない。それは理屈では分かる。でもこんなに前にして踊ってる人いる〜?女性は踊りやすいかもしれないけど、男性のポスチャーはよく見えないんじゃないの?と思い動画を撮ってチェックしてみたところ、、、


全然普通に見える笑
いや、むしろ右肘を前の方が僕の形まで綺麗に見える。というか、もっと前にした方がよさそうなくらい。


それから動画を見ても不思議なことが起こった。以前はトップダンサーの右肘は横に張ってみえたんだけど、そのことを理解してから同じダンサーを見ると右肘が前にあるようにみえる。なんと都合の良い脳みそ笑


前にも書いたけど、同じ動画でもダンサーが以前より上手く見えるようになる時がある。自分が上達して、今まで気づくことが出来なかったテクニックを発見できる瞬間ですね。


右腕を前方にするのは基本。でも横にしなきゃけないという先入観があるとなかなか信じられないよね。みんなも気を付けてねー!!


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麻戸先生がYouTubeでこんな動画を発見!おもしろくって二人でずーっとみてしまいました。

私の(というか麻戸先生も)お気に入りは

男性なら上の動画2本にでてきたJordenとこちらのMaxime。


Joredenはいつも余裕があってかっこいいし、Maximeは色々仕掛けてきて楽しい!
女性は1本目と3本目の動画のTatianaと2本目のEmelineが一押し!!


Tatianaはかなりやりたい放題!で、それが超いい。(笑) でもちゃんと何をやっても自分で自分のバランスに帰ってくるからスゴイ。Emelineはとにかくスムーズでシームレス!なにをやっても簡単そうにスルンと踊ってくれるからこれまたカッコイイ!!


関連動画で彼ら・彼女らが他のダンサーと踊っているのも出てくるからドンドン見てみてね。 


ちなみに今までの動画3本はデモではなく、その場でくじ引きでペアを決め、即興で踊ろう!って感じのコーナー?催しみたいです。曲もイントロ2秒聞いただけ。打ち合わせ時間もなし。
 

よくこんなに即興で合わせられるなぁ。しかも遊びごころ満載!これぞダンスって感じですね。


ついつい競技となるとテクニックに囚われがちだけど、たまにはこんな感じで流れている音楽と相手との掛け合いを楽しめたらいいですね。こういう掛け合いがペアダンスは超楽しい!


しかし、即興でもこれだけ踊れるのはやっぱり上手い人だからみたい。見ると試合で優勝とかしてらっしゃる方みたい。どうりでスゴイはずだわ。「ダンスはテクニックだけじゃないけどテクニックも必要」とよく言われるけど、自由な表現をするためにはやはりテクニックも必要なんですね。あと身体能力もか。


あ~こんな感じで自由に踊りたいなぁー!!


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年末からサンバ・チャチャチャとルーティンをリニューアル中です。サンバはやっと踊り慣れてきたので今度はチャチャチャ!新しいステップにトライするのは気分も変わるし単純に楽しいです。


今回は以前から踊っているステップの気に入っている部分は残して、よく見えないところを変更してもらっています。と言っても半分以上変わったからあんまり残ってないか。(笑)


新しくなった部分と以前からやっている部分、当然踊りやすいのは以前からやっているステップです。何回も練習しているので動きもリズムも覚えているし踊り慣れています。


逆に新しい振付はまだ動き方やリズムが身体に入っていないので楽しいけどちょっと踊りづらく感じます。当然と言えば当然ですね。これを踊りやすくなるまで練習しなきゃね。


でも実は踊っている本人達の踊りやすい・踊りにくいという感覚は実際の踊りの良し悪しとは関係ないです。動画を見ると意外と新しい振付の部分が前からやっている部分より良かったりします。以前、ルーティンを変更した際もそうでした。


そういえば、以前読んだ本に「人間の脳は変化が嫌いで変化を止めようとする力、ホメオスタシスが働くようになっている」と言ったことが書いてあったな。新しいことは脳が不快に思うので見た目があまり悪くなくても踊りにくく感じるのかもしれませんね。


同じルーティンを長くやっていると考えなくても踊れるけど、それは良くもあり、悪くもあります。良い点としては、ずっと練習しているので他のカップルとぶつかる、相手と動きが合わない、などトラブルがあってもリカバリーしやすいことです。しかし、考えなくても踊れてしまうので直したいクセが出てきやすいです。


このクセが出にくいというのは結構嬉しい部分で、今回もルーティン変更に便乗してなんとか踊りの質を高めて行きたいです。同じルーティンを踊るメリットの方は、新しいルーティンをしっかり練習することでまた同じ状態に持っていけるので踊る量でカバーしていきたいと思います。


コロナウィルスの影響でしばらくは試合もないし、ルーティンを変えたい人は今がチャンスです。気分転換にもなるし楽しいよ。


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先日、社交ダンスの講師がコロナウイルスに感染したというニュースが。もはやこのウィルスは遠い世界のお話ではなく、身近なものとなってきました。


ニュースによればその先生は1月下旬~2月1日にイタリアに滞在していたそうです。もし先生がイタリアで感染していたならば、1か月以上の潜伏期間となります。今までのウイルスの情報から考えると日本国内で感染したと考える方が自然ですが、、、、


そして生徒さんへの感染も確認されたとのこと。感染経路が先生→生徒なのか、生徒→先生なのかは定かではありませんが、いずれにせよスタジオ内で感染してしまったのは間違いなさそうです。感染してしまった方々が心配です。


僕が気になるのは、このお教室がどのような感染症対策を行っていたのか?ということです。このご時世なので、営業している社交ダンス教室、ダンスホールは自分達ができる限りの感染症対策を行っているはずです。


・スタッフのマスク着用・レッスン前後の手洗いの徹底
・生徒さんへのレッスン前後の手洗いのお願い
・アルコール消毒の設置
・定期的な換気
・ドアノブ、イス、テーブルなどの殺菌・消毒


うちのスタジオでやっているのはこんな感じですですが、多くのスタジオがこのような対応をしていると聞いています。検温をしているスタジオもあるそうです。おそらく、感染者が出たお教室でもこういったことはしていたんじゃないかな?このくらいの対応では効果が薄い可能性も出てきてしまいました。


今後はより強力な対応をしないとダンス教室は営業を続けていけないかもしれません。
多少寒くても窓は常に全開、必ず手洗いをしてもらう為に生徒さんと一緒に手を洗う、マスクを生徒さんに配布する(今は買えないけど、、、)などでしょうか。ただし、これらが効果があるのかどうかも分かりません。


ただ、ダンス教室に来る生徒さんは社交ダンスが「濃厚接触」となることを承知の上で来ています。生徒さんもダンスを続けたい、感染者が出るとスタジオは封鎖せざるを得ない、だから自分が感染しない、相手に感染させないという危機意識は高い方かもしれません。


引き続き、スタジオも生徒さんも協力して感染予防に努めていければと思います。


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