社交ダンサー・競技ダンサー麻戸洋輔・中村綾のblog

鎌倉市大船を拠点に活動しているプロ社交ダンサー・競技ダンサーの麻戸洋輔(まとようすけ)・中村綾組のブログです。社交ダンスに関するあれこれを思うままに綴っています。

2020年06月

チャチャチャやサンバなどアップテンポな曲はのっていきやすい反面速く感じることもあると思います。基本的には音楽のスピードに文句をいうことはできないですよね。どんな場合でも自分を変えることにより対応していく必要があります。


人間の感覚は体調によっても左右されやすいので、音楽が早いのは気のせいの時もあります。
マト「今日の試合、曲速くない?」
アヤ「え?遅いと思うけど?」
マト「、、、、、、、、、」
なんて日もあります(笑)


実際に音楽のテンポが速いのか?自分の調子が悪くて速く感じるのか?真相は分からないけど、いつもより早い、早く感じるという現実に対して対応しなければなりません。


・歩幅の調整
まずはこれを見直してみましょう。音楽のスピードと歩幅は相関関係にあると考えて良いと思います。歩幅が大きくなり過ぎると音楽に間に合わなくなります。


例えばいつも同じ歩幅で練習し、本番も全く同じ歩幅を出そうと思っても上手くいかない場合があります。もし当日の音楽のスピードが普段練習している時よりも速い場合、その歩幅で踊るのは非常に難しくなると思います。


当日音楽のスピードを確認し、今の自分の実力ならばどのくらいの歩幅が適切か考える必要があります。


・止まっていないかどうか?
これは特にラテンで多いかな。例えばチャチャチャのニューヨーク、サンバのボタフォゴ、パソのツイスト。どのステップも滑らかな動きの中に印象的な形、ラインがあります。ポーズとまではいかなくとも、動いている中でもカッコイイ形が決まっていると良いよね。


ただ、ラインを意識しすぎて身体がその場に留まってしまうと音楽に遅れる可能性が出てきます。形をしっかり作りながらも、次に進む方向を狙っているかどうか?ということは大切です。


今日の曲はやたら速い、もしくは速く感じる、という時でも音楽のスピードを変えることはできません。自分自身の踊り方や意識を変えて対応していきましょう!


こちらもどうぞ
遅い音楽でばかり練習するのは注意が必要!
踊っていて余裕があるように見えるには?
音楽を引っ張ってみよう!



ダンススタジオキシモト大船
麻戸 洋輔・中村 綾





麻戸洋輔・中村綾のHPはこちら


麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら


レッスンのお問合せはこちら


ダンススタジオキシモト大船のHPはこちら
    このエントリーをはてなブックマークに追加

ダンスを習っているとレベルは違っても音楽の話になることは少なくないと思います。初心者の頃はリズムに合わせて動くのも大変ですよね。ダンス部に入ったばかりの頃は、みんなで必死にカウントを数えながら踊っていた記憶があります。


プロになった後ももちろん音楽の話とは切り離せず「もっとリズムを聞け」「歌うように踊るんだ。ボーカルを聞け」「メロディーを聞いて柔らかく踊れ」「鳴っている楽器の音を聞き分けろ。その中で好きな音を表現してみろ」とか、まぁ色々な先生が色々なアプローチで掘り下げてくる。


競技会でも音楽を外しているカップルには点数が入らないので、社交ダンスにおいて音楽の重要度が高いということは共通の認識としてあるかなと思います。


しかし!ここで衝撃的な事実が!!、、、、実は社交ダンスは音楽がなくても踊れます。
えー!そうだったのか!初めて知った!!ホントに?!と思う人だけでなく、何だか心あたりがある人も多いんじゃないかな。


社交ダンスはリード&フォローというルールがあり、これに基づいて動いています。男性の良いリードに対して女性が素晴らしい動きで応えれば、それはもうダンスといえるのではないでしょうか?スゴイダンサーが無音で練習していると、そこに音楽が見えることがあります。とまぁこれはトップレベルの話なのでおいておくね。


さてレベルは違えど、同様にリード&フォローである程度踊れる、、、踊れてしまうということが逆に問題になることも。例えば男性のリードを聞かなきゃ!と思うあまり、音楽を全く聴いていないということはしばしばあります。


生徒さんと踊り終わった後に
僕「さっきの曲、好きなんですよね~」
生徒さん「え?どんな音楽だったか全く記憶にないです(笑)」
僕「、、、、」


リードする側にも問題が起こることがあります。音楽のリズムは基本一定です。なので最初にテンポをつかめさえすれば、体内時計がかなり狂ってる人でもない限り、大きく外れることはないです。


で、意外と多いのが最初だけ音楽を聞いて後は全然聞いていないという人。そんなやつおらんやろ~(笑)と思うかもしれませんが、音楽を外してしまうという方の多くはこのパターンだったりします。音楽がとれないのではなく、聞いていないだけの人って割と多いような気がする。


でも音楽聞かなくて踊れるんだし、問題ないんじゃない?いやいやそこは聞いていきましょう。なぜなら音楽にはパワーが、エネルギーがある。落ち込んでいる時に好きな曲を聞いて元気が出たり、気持ちが不安定な時にやさしい曲を聞いて落ち着かせたり。音楽には人間の気持ちや身体を動かすエネルギーを持っています。


音楽からパワーを貰ってダンスに変えていければ、ダンスがよりよくなるのは簡単に想像できます。世間でいう「ノリ」の正体なのかもしれません。音楽を自分の味方にして踊っていきましょう!



こちらもどうぞ
相手が音楽を外した?!その時あなたはどうする?!
音楽の聞こえ方の個人差とペアダンス
音楽の聴き方・聞き方にはクセがある!



ダンススタジオキシモト大船
麻戸 洋輔・中村 綾





麻戸洋輔・中村綾のHPはこちら


麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら


レッスンのお問合せはこちら


ダンススタジオキシモト大船のHPはこちら
    このエントリーをはてなブックマークに追加

相変わらずコロナの感染はなかなか無くなりませんね。多くのスタジオがコロナ対策のため以前とは営業スタイルを少し変更して営業しています。

その影響からダンス界にも若干強制的に働き方改革の波が来そうな予感。


例えば、今は『三密』を避けるため、スタジオに入場できる人数に制限をかけているところが多いです。なので、以前とは異なりレッスン予約のないスタッフはスタジオに長時間滞在しなくて良くなっています。


従来スタジオに常勤の先生の多くは、お給料は完全歩合制、つまりこなした生徒さんのレッスン数だけで支払われる、にも関わらず、レッスンがない時間はスタジオに滞在して受付業務や掃除・経理、はたまたオーナーのお使いなど様々な雑用をすることを要求されていました。


まあこれはよくあるケースというだけで、もちろんちゃんとした勤務形態のところもあると思います。今の状況も消毒などの作業は増えてはいますが、サービス残業的な作業が減り、自分の時間を有効に使えている人もいるのでは。


また、
  • フロアの混雑を避けるため
  • 通常の時間帯のみでは売上が厳しい
  • パーティーや競技会がキャンセルになり、予定が空いた
などの理由で平日の午前中の営業や日曜日の営業を行う教室も増えてきました。従来は平日の午前中は先生達が習いに行く時間に当てられており、日曜日はイベントや競技会などで予定が埋まっていたため営業をしていませんでした。


本来、サービス業や飲食店なら日曜日は一週間で最も集客できる日です。社会人の方の多くが日曜日休みですもんね。生徒さんにとっては、レッスンを受けられる時間や曜日の選択肢が広がるので業界全体としては良い傾向です。


自分達もアマチュアで出ていた頃は「日曜日にスタジオやってたらな〜、レッスン受けてから練習できれば効率良いのに〜」といつも思っていました。


また、オンラインレッスンが普及し始め、遠くからでも移動の手間なくレッスンを受けられる機会も増えました。以前は集まって行っていた様々な会議もオンラインで行われるようになり、こちらも移動の手間が省けましたね。


先生達の勤務形態に関してはすでに近年、フリー(スタジオの従業員ではなく、個人事業主として働く)の先生が増えてきていたのですが、今回のコロナについてのスタジオの対応や経営状況などで勤務形態や働き方を今後変える先生も増えるのではないかと思います。


ダンススタジオは普通の会社勤めとは異なり、基本的に福利厚生や賞与・退職金などはないです。スタッフとして勤務していても今回のコロナように営業できない危機に陥った場合、スタジオに守ってもらえるという期待はあまりできず、自分の事は自分で守っていかなければいけません。


これまでより生活が破綻するリスクを高めに見積もって暮らさないといけないので「今までの収入・環境ではこのスタジオには勤め続けられない…」という人もいるでしょう。それは悲しいことですが、これを機にダンス界の雇用状況が適正化されてくれるといいなとも思っています。


こちらもどうぞ!
社交ダンスの先生ってレッスン以外の時間は何してるの?
仲間が辞めていく
ダンスの先生は休みが少ない?




    このエントリーをはてなブックマークに追加

今日は日記なので暇な人だけどうぞ。
先日、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」を観ました。僕らの好きなマーベルシリーズの一つ。見るのは確か4回目くらいかな?この映画自体は昔の作品なのですが、続編や他のシリーズにも同じキャラクターが出てきて掘り下げられています。


初めてこの映画を見たときは普通に面白かったなという程度の感想でした。感動シーンはあるけど泣くほどではないかな、という感じ。でも今みたら冒頭5分で泣けるという恐ろしい映画です(笑)泣けるシーンが多すぎる。


最初に僕がそこまで感動しなかったのは、キャラクターの背景を知らなかったからなんですね。(まぁ正確には明かされていなかった。2017年、2018年、2019年に公開された3本の映画でさらに掘り下げられました)


実はダンスにも同じようなことが起こる場合があります。大学でダンスをはじめた時、先輩はみんな上手に見えました。初めて応援に行った試合で僕の大好きな先輩が全東北の試合で準決勝で終わった時、なぜ優勝できなかったのか理解できなかった。


そのことを先輩に言うと「いや、今の俺じゃまだあの人には全然勝てないかな。」とのこと。そんな弱気でどうするんですか!と思ったけど、当時の全東北のチャンピオンはそのすぐ後の全国大会で全日本チャンピオンに。


今思えば当時3年生の先輩が4年生の全日本チャンピオンに勝つのはかなり厳しいよね(笑)その後、自分が2年生、3年生と成長し、ダンスの技術や知識がつけばつくほど、当時のチャンピオンが如何に凄かったのかということが分かってきました。


もちろん知識のない状態で見てもカッコよかった。でもなぜカッコイイのか?自分よりも何が優れているのか?そうなる為には何をどれくらい努力しなくてはならないのか?ということが自分が上手くなるにつれて分かってきます。


2年生くらいまではコツコツ練習していればいずれ超えてみせる!と思っていたけど4年目は卒業までに自分がそのレベルまでいく方法は果たしてあるのか?と考えて絶望していましたね(笑)


自分が習得して、初めて見えるようになることも多いような気がします。これができるようになった!これであの選手に1歩近づいたぜ!と思ってその選手のダンスをみると当然のようにもうできてる(笑)


さらにこれもできるようになったぜ!となってその選手をみるとそのこともやっぱりできている。全然追いつけないやんけ!!自分が上手くなればなるほど、相手が何歩先にいるのか、どんなに遠いところにいるのかということを認識することがあります。


自分がダンスをのことを知れば知るほど、憧れの選手の凄さを実感する。自分の見る目と技術が上がったということは喜ぶべきことです。反面自分の100歩先を行っていると思っていた選手が、本当は500歩先を知ることになる。映画より泣けるね(笑)でも現実を受け入れながら頑張るしかない。


単純にダンスを見ることだけを考えると、これは映画と同じでダンスのことを沢山知っている方が楽しめると思います。


「え?あのステップをこんなタイミングの取りかたで踊るの!?」
「私の知ってるベーシックステップにあんな踊り方があるなんて!」
「あの選手のこと好きすぎて全部ステップは覚えてるけど、いつもと違う感じで踊ってる!」


全部知識があるからできる楽しみ方ですね。マーベル映画と社交ダンスは没頭すればするほど底がないほど深く、どこまでも楽しめるます。


こちらもどうぞ
MCU作品と社交ダンスのレッスン
アベンジャーズ、エンドゲーム(2回目)
ドラクエと競技ダンス

ダンススタジオキシモト大船
麻戸 洋輔・中村 綾





麻戸洋輔・中村綾のHPはこちら


麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら


レッスンのお問合せはこちら


ダンススタジオキシモト大船のHPはこちら
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このブログも記事数が増えてきてきました。正直自分で書いた内容を忘れていることが多い。この間も生徒さんに「先生のあの記事が参考になったよ~!」と言われたけど、書いたこと自体言われるまで忘れていたよ(笑)


たまに昔の記事を見直すことがあるんだけど、やたら短くて読み応えのない記事や、長すぎて要点がまとまっていなくて読みにくかったりということが多い。一応、文章にまとめる能力は上がっているみたいで良かった。その反面、過去の記事はどうしようか?とも思います。


ダンスに対する考え方、レッスンに対する考え方、ダンス業界に対する考え方など、現在と過去では微妙に変わっていることもあります。でも昔の自分はこう考えていたという記録として残しておくのが良いかなと思っています。


僕がブログを書きはじめた時と比較してもダンスは進化し続けています。もちろん全てが変化しているわけではなく、昔と比較して変わらない部分もあります。でも確実に変わっている部分はあるのです。


ダンスと同様に人も変わっていきます。みなさんが日々ダンスの練習をして考ることで理解が深まり、以前とは少し違った考え方を持つのと同様に、僕ら教師も日々研究を繰り返して変わるものです。さらに言えば僕らにダンスを教えてくれている先生も言うことがもちろん変わります。弟子達のダンスを良くする為にはダンスの勉強を継続し、どう表現すればより伝わるか、どのように良い方向へ導くのか、日々アップデートしているのです。


自分自身も1年前と今を比較するとダンスの知識量、教え方のノウハウは圧倒的に増えています。今の方が確実に良いレッスンができる自信があります。でもこれは生徒さんからするとちょっと微妙ですよね。私1年前からレッスン受けていたんですけど!最初からそのクオリティで頼むよ!となるよね。気持ちは分かります。僕もたくさんレッスン受けるからね(笑)


僕らがレッスンを受ける時にも皆さんと同じ状況になることがあります。右スウェイにした方が良いと言われ練習していって、今度のレッスンでは左スウェイにしなさいと言われることもあります。えー!私達の練習時間を返してくれー!と一瞬思いますが、左スウェイの方が良いという根拠を聞くとなるほど、、、という感じ。


右スウェイで練習した経験があるこそ、左スウェイの方が良いということを自分自身も実感することができます。結果的に自分自身にとっての無駄はなかったという話です。


先生の中にはいつも同じ内容のレッスンをする人がいます。これに関しては問題ありません。時代が変わっても不変的なものは存在します。


問題は「教え方」に成長のない人。そしてダンスを勉強し続けていない人。そういう意味でのいつも同じ内容のレッスンを受け続けることはオススメできません。ダンスに完成はないですからね。完成がない以上、僕らはみなさんと共に考え方、教え方を常にアップデートし続ける必要があります。


「先生の言うことがコロコロ変わって困る」「一生懸命練習したのが無駄になった」と考えてしまう人もいるでしょうが、決して無駄ではないと思います。先生も気まぐれで変えているわけではないはず(笑)一見遠回りに見える道が実は最短ルートということもあります。変化=成長と考えて頑張っていきましょう!




こちらもどうぞ
自分の動作を言葉にすると良い
自分が何をしているのか説明できる?
結果は同じでも意識を変えると質が変わる




ダンススタジオキシモト大船
麻戸 洋輔・中村 綾





麻戸洋輔・中村綾のHPはこちら


麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら


レッスンのお問合せはこちら


ダンススタジオキシモト大船のHPはこちら
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ