「ダンスの歩き方は普通に歩く時と同じです」
ダンスのレッスンで一度は言われたことがあるのではないでしょうか?今回はこの言葉が本当なのかどうか検証していきたいと思います。


そもそも普通に歩くとはどういうことでしょうか?歩き方は人によって違います。歩幅、クセ、スピード、テンポ、人によって違うのはあたりまえです。まずは先生のいう普通とはどういうことなのか知る必要があります。


ここで重要なのは日本人と欧米人では歩き方が違うということです。日本人は農耕民族で、着物を着てたのですり足歩行、欧米人は狩猟民族でカカトから歩く、と言われています。


剣道や相撲など、日本のスポーツの多くがすり足となっていますね。日本舞踊もすり足ですね。社交ダンスの発祥はイギリスなので、当然欧米人の歩き方がベースとなっています。


日本人がイギリス人に「普通に歩け!」と教わったとしても、日本人とイギリス人の普通は違う可能性が高いです。生活習慣が異なれば、当然ながら普通も異なってきます。


そして、普段からあんな高いヒールを履いて激しく動いている人はいないよね(笑)あのヒールを履いて運動すること自体が異常事態とも言える。ダンスにおいての普通に歩く為には、日常生活の油断した状態では難しいと言えるでしょう。


普通に歩くとダンスになるけど、「ダンスの普通」は普通じゃない(笑)


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