ちょっときついタイトルになってしまいましたが、最近強く思うことです。ダンスは個人競技ではありません。練習するにも試合に出場するのにも、相手が必要です。自分の競技成績は自分のパートナーと共にとったものです。自分だけの力でとったわけではありません。


また自分のパートナーはもちろんですが、周囲の人のことも思いやるべきです。自分さえ、自分達さえ良ければそれで良いというわけにはいきません。自分達のダンスは競い合う先輩、後輩、仲間、理解してくれる家族、、見守ってくれるコーチ、その上で成り立っています。


ごく少数ではありますがこんな当たり前のことが分からない人がいるんですよね。そういったことも含めて導いてあげることがコーチとして必要だとは思います。ダンスを通して少しでも改善してもらえたらと努力してはいるのですが、なかなか難しいですね。他人に迷惑をかけたり、不快にしているという自覚も希薄で、、、


こういった問題にコーチはどこまで立ち入るべきか?そういった人と向き合うのは、はっきり言って非常に労力を使います。それと比較するとダンス教師としてダンステクニックを教えるのは楽でしょう。


最後に僕のコーチが良く言う言葉で締めます。
「人間性は踊りに出る。人間力を上げなさい。」


Mato Ballroom Dance Club
麻戸 洋輔・中村 綾


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