社交ダンス、競技ダンスの面白さは色々と挙げることができます。あえて一つあげるならば「2人で一緒に踊ること」と答える人も多いのではないでしょうか。


パーティーならば、自分のリードに相手がどうフォローをしてくるのか。相手からどんなリードがきて自分はどのようにフォローするか、というような相手とのやり取りを楽しむことができます。


競技会ならば見た目が重要になってきます。もちろんやり取りを楽しむことも大切ですが、二人で踊ることにより一人では出せないパワー、相手のウエイトやタイミングのずれなどを利用しより大きな力を生みだすことが可能です。


というように二人で踊ることが重要、そして楽しいことであるということを僕らは知っているはずです。しかし、一人で踊っている、相手のことを無視して踊っているように見えてしまう人は一定数います。これはなぜ起こるのでしょうか?


例えば
「俺はこういうリードをしているのになぜそう動かないんだ?!」
「あなたのリードを待っているけど何もリード来ないんだもの。」
これはケンカあるあるですね(笑)


解決策はカップルのレベル、状況によるので一概にこれだ!!とは言えません。でもこれは不思議なことにテクニック的に大きな問題がなくても起こることがあるのです。


「気持ちが相手と一緒に踊ろうとしているかどうか」


いやいや気持ちで変わるなら苦労しないよ!と思う人もいるかね。でも、これがあるかないかで「リード&フォロー」は大きく変わります。


例えば二人三脚をする時にいきなり全力疾走する人はいませんよね。相手の様子を見ながら速度を調整していくはず。走るときに、自分の心が相手にも向いていると言えます。でもダンスでは全力疾走しちゃう人もいる(笑)


レッスンでより良い動き方を教わる
それを再現しようと頑張る
相手のことは考えられなくなる


という感じが多いかも。もちろん自分の動きの限界値を超えていく挑戦は大切なんだけど、相手に伝えようとしないと伝わらかも。先生に言われた通りに自分は動いている、なのにバラバラに見える、相手と会わない、という場合はこういう状態になっている可能性がありますね。


一生懸命動いているのになんだかバラバラに見えてかみ合わない、、というときはお互い自分の内面と向き合ってみるとよいかもしれません。テクニックや習ったことに集中しすぎて気持ちが自分自身に向きすぎていないか?プレゼンテーションに気持ちがいきすぎて外に外にとなっていないか?


自分、外、相手、困った時はこのバランスを見直してみると良いかもしれませんね!



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