僕がプロになったのは2009年なのでもうすぐ10年が経ちます。僕はJDCという組織の競技会に出場していますので、JDCのことしか分かりませんがこの10年で随分選手が減ったなぁという印象です。


選手が減る原因は大きく分けて3つです。
①引退
②他団体への移籍
③ダンスのプロ自体辞める


そして、上記2つよりも圧倒的に③のプロ自体を辞めてしまう人が多いです。これにはもちろん理由があるのですが、それは別の機会に書くことにします。


実は選手だけでなく競技会を運営する役員の方々、審査員の数も減っています。これも大別すると
①他団体への移籍
②自身のスタジオ経営が忙しく組織の仕事ができない
③ダンス教師自体辞める


と分けることができます。③のダンス教師自体を辞めるという人は少ないですが、①、②は結構多いです。その結果、競技会運営を少人数で回さなくてはならなくなり役員の方々の負担が増えているのが現状です。


審査員の数が減るということは、いつも同じ人が審査をするということ。審査は各審査員の主観に基づいて行われますので、もちろんより多くの審査員が多様な目で審査した方が良いです。審査員の減少は選手にとってもデメリットとなります。そういったことが原因の一端となり、他団体への選手の流出へ繋がり負のスパイラルとなります。


実はこれは僕の所属している組織だけでなく、ダンス界全体でそのような傾向があるようです。


少数精鋭となり発展していくのか?裾野を広げてプロ選手の拡大を図るのか?プロの数が多いから良いとは限りませんが、このまま衰退していかない為にも何か策を講じる必要があります。


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