僕らがダンスを披露する機会は大きく分けて二つ
・デモンストレーション
・競技会
それぞれ違った楽しみがあります。


デモンストレーションでは自分の選曲で、音楽に合わせて振り付けができるのが楽しいですね。いつものステップを音ハメして違うリズムで踊ったり、音楽に合わせて違う表現を作り上げていくことができます。お客様にお金を支払って良かった!と思わせなければならないのでそういったプレッシャーはありますが。


競技会の楽しみはあの雰囲気にあります。競技前の他の選手の緊張感、審査員の視線、観客の応援、、、競技でないと味わえないものですね。選手として踊る以上見に来ている観客を楽しませる必要はありますが、自分自身が楽しめないことには観客にもその楽しさは伝わりません。そういった意味でも僕らは楽しんで踊っています。


ただし、、、、競技会は本当に疲れます。もちろん肉体的にも疲れます。でもそれ以上に精神的な疲れはもっと大きい。踊っている時は楽しくても、競技の結果が思ったようなものではなかった場合の疲労感はとても大きい。


これは明確な敗因が分からないという競技の性質上仕方がないのかなと思います。陸上のようにタイムが出るならば諦めもつきますが、ダンスの場合はそうもいかないですからね。プロアマ問わず、この精神的疲労感を感じない人はいないんじゃないかな。


そしてこの精神的疲労がたまると次の試合も楽しめなくなってきてしまい、負のスパイラルへ入ってしまいます。特に次の試合までの間隔が狭い時は


信頼するコーチの言うことだけ聞く!
例えジャッジに否定されても、自分達のダンスが良くなっているならば問題ナシ。自分の先生に聞いてみよう。


負けても気にしない!
たった1分半の審査時間で、自分達のダンスの何が分かるのか?今日のジャッジは見る目ナシ。終わった瞬間から次のコンペでどう踊っていくか考えよう。


美味しいものを食べて忘れる!
僕のコーチがオススメの方法(笑)


その試合での勝者は優勝のみ、、、競技会で心は疲弊していくものです。でもそれを超える楽しさがあるのも事実。どうせなら楽しんでいきましょう。


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