夢を持ってプロになったのに辞めていく、、、どの業界でもこの手の問題は必ず起こります。プロの世界は厳しいから仕方がない、、、と一言ではいえない問題がダンス業界にはあります。


日本では一般的に「ダンススタジオに勤務して競技会に出場する=プロ」と認識されています。プロ競技会に出場するには必ずしもスタジオ勤務する必要はないのですが、伝統的にそうなっています。実はこのスタジオ勤務というやつが非常に曲者です。


朝から晩まで拘束しておいて給料は10万に満たない、、、なんてスタジオも普通にあります。タチが悪いのが、「お前はプロとしてやっていける素質がある!」とオーナーに誘われてそういうブラックなスタジオに入ってしまったパターン。ダンス教室はそういうものだから、、、、という理由であらゆる雑用を何年も薄給、もしくは無償でやらなければならないところにもあります。


条件は悪くても、海外のコーチャーをスタジオに呼んだりして、所属していることでメリットがあればそれもありかもしれませんが、、、バランスの問題ですかね。


今年いっぱいで大学時代の後輩がプロを辞めると聞き、悲しく思っています。数年前、僕の2個上の先輩もプロを辞め、今度は後輩がプロを辞め、、、2人とももちろんダンスが大好きな人物でした。


辞めていくプロを指差し、「本当にダンスが好きだったらどんな状況になってもプロを辞めないはずだ」というプロもいます。本当にそうなのかな?


例えば朝の10時に空けてスタジオを空けて22時の営業終了後にスタジオの片付け。勤務したての頃は生徒さんも少ないので、営業時間中は事務員さん代わりに雑務をひたすらこなす日々。スタジオによっては、外人レッスンや講習会も営業時間外でないと受講できない。それで月15万いかないとなると、、、、


で、ヤバイオーナーだと平気で外国人のレッスンを受けろ、衣装を新調しろ、そんなもので勝てるか?!と言ってきたりするそうです。あなたが払ってる給料でそんな余裕あるわけないでしょ?


これでは誰もプロにならないよね。アマチュアで収入源を確保しながらの方がよっぽどダンスに打ち込める。この体質が変わらない限り、日本のプロ選手は減り続けるように思います。ダンスの普及も大切ですが、こういう体質の改善も進めていくべきだと個人的に思っています。



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