上手いダンスと勝てるダンス : 社交ダンサー・競技ダンサー麻戸洋輔・中村綾のblog

前回紹介した弘前大学のOBOG交流戦の準備の為に昨日から弘前に入っています。こちらはとにかく寒い！笑

後輩達の公式練習会があるというので、せっかくなので顔を出してきました。僕はたまーにしか後輩を見ることは出来ませんがどの子達にも成長が見られました。ここまで上達するのにたくさんの苦しみがあり、それを乗り越えて今のダンスがあるというバックグラウンドを想像すると、非常に嬉しく思います。

練習を見てて改めて感じたのは、ダンサーの中にも目立つタイプと目立たないタイプがいるということ。目立たないタイプはよく見ると非常に良く踊っているけど、じっくり見ないと見つけられない。目立つタイプは色々雑だったり適当でツッコミどころはたくさんあるけど、何度も目に入ってくる。

もちろん両方兼ね備えることができれば良い。でも得意不得意があるよね。性格なんかも影響すると思います。

試合で勝ち上がりやすいのはやはり目立つタイプです。たくさんのダンサーの中からピックアップしてもらえないと次のラウンドへ進めないからね。もちろん上手くて尚且つ目立つというのが目指すところです。

目立つカップルとそうでないカップルの違いは？と考えると、その１つに「外に踊っているかどうか？」ということが考えられると思います。

自分のパートナーとの繋がりも大切ですが、観客とも繋がりを持てるか、持とうとしているか？ということも大切です。ある先生は「試合で大切なこと？如何に観客を沸かせることができるかということだよ」と言っていました。

見ている人、観客の心を動かすことができるということは、もちろんジャッジの心も動かすことができる可能性があります。

先生に言われたことをやろうと考えすぎてしまうと、どうしてもこの点が疎かになってしまいます。目の前の人の心をどうやって揺さぶるか？ということを考えてダンスをすると、自然と目立つダンスとなるかもしれません。って、これ自分にも言えるね、、、がんばろ、、、

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