昨日はスタンダードのレッスンでした。久々にグレン先生に見てもらいました。先生はバランスもよく、すごくまっすぐで動きもスムーズなので、組んでもらうと先生との対比で自分のバランスの悪さやホールドの歪み、入れ替わりの難点がすごくよく分かります。


今回は麻戸先生は右のホールドのスペースについて指導されていました。え?私?私は右ホールドについては年中言われております…ハヤク、ウマク、ナリタイ…。


内容としては右肘をもっとボディの前に置く、というよくある注意です。また、ボディを若干右に閉じることによって、女性にもっとスペースを作ってあげることができるよ。という指導でした。


おもしろいな、というか、やっぱりそうなんだ!と思ったのは、右にボディを閉じる=身体が捻じれるという動作なのに閉じたほうが見た目がまっすぐに見えたこと。グレン先生も「見た目は今がまっすぐだけど、捻じれた感じがするはず~」と言っていました。


ダンスのレベルが上がってくると、見た目はまっすぐに見えても身体の中ではねじりや相反する方向へのストレッチを行っています。今まで使っていなかった方向へストレッチや捻じりを加えて踊ると、今回のように見た目はまっすぐでも、やっている本人には身体が捻じれている感じがする場合があります。


身体の使い方に左右差がある場合もそういうことがよくあります。姿勢や使い方の歪みをまっすぐに直すとたいてい本人は「すごく曲がっている感じがする」「えー先生、こんなに捻じるの?!」「こんなに内股で踊るの?」とビックリします。「鏡見てみて~、コレで普通だよー」「えー!うそー!…ホントだ(笑)」となるまでがお決まりの流れ。


この現象はなんなんだろう?脳のエラー?外から見たまっすぐと自分のまっすぐの感覚が高い精度で一致させれればもっと早く上手くなれそうです。


もしあなたがホールド、ラインが歪んでいると言われるなら、自分の先生に言われている捻じる、曲げるなどを「こんなに?!」と思うところまでトライしてみるといいかも。たぶんそれだけやっても「普通だよ」ってコメントが返ってくるよ。(笑)


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