競技選手のレッスンで「レフトホイスクが上手くできない」「相手とずれちゃうんです」という意見をよく聞きます。先生と踊っていたとしても、苦手だったり、しっくりこない人も多いですね。


上手くできない人は位置関係、つまりポジションを確認してみましょう!


他にも原因は考えられますが、相手とずれる・しっくりこないという人はかなりの確率でポジションが乱れています。


レフトホイスクはポジション変化が難しいステップです。プロムナードポジションからカウンタープロムナードポジションに変わります。


今回の話に関係ないことを無視してざっくり書くと、上半身はずっと向かい合わせですが下半身の接点や位置関係が下記のように変化します。

〈プロムナードポジション〉
・男性の右骨盤の外側と女性の左骨盤の内側(足の内ももの上部)が接点
・男性の左骨盤と女性の右骨盤は接しないで開く

〈カウンタープロムナードポジション〉
・男性の左骨盤の内側(足の内ももの上部)と女性の右骨盤の外側が接点
・男性の右骨盤と女性の左骨盤は接しないで開く

まずはこの接点が取れるように練習してみてはいかがでしょう?カウンタープロムナードポジションはあまり頻繁に出てこないから苦手な人が多いです。それぞれのポジションが分かったら、プロムナードからカウンタープロムナードに変化させてみましょう。


このとき、プロムナードとカウンタープロムナードの間でスクエアポジションを通過することを忘れないようにして下さい。スクエアポジションとは、踊りだすときに組む、普通にホールドしたときの位置関係のことです。


ちなみにカウンターは反対という意味で、プロムナードポジションの位置関係を男女反対にした位置関係をカウンタープロムナードポジションと呼びます。カウンタープロムナードが上手くできない場合はカップルの方はお互い教え合うのもいいかもしれませんね!


詳しく知りたい人はこちらも見てね
接点を考える~スクエア~
接点を考える~P.P.(プロムナードポジション)~


よく使うステップとしては、スローアウェイオーバースウェイも同じポジション変化をします。ポジションはしっかり覚えると様々なステップで応用可能です。相手と組むとずれちゃうな~とお悩みの人には効果テキメン!勉強することをおすすめします。



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