「音楽がかかったら曲が終わるまで全力で踊り続けなくてはいけない。」
これはダンスをはじめた時によく言われていたので今でも印象に残っています。
確かに競技時間は1分半と短く、他の選手と比較されるので休んでる暇はない。


発表会の演技時間も2分半~3分ですよね。練習に何十時間もかけてもみんなに見てもらえる時間はたった3分。そう考えると1秒も無駄にできないよね。


よーし気合入れて動くぞー!という気持ちはオッケーですが、少し冷静に考えてみましょう。
仮に競技時間を1分30秒と考えて、最初から最後まで全力で動くことは可能でしょうか?


陸上競技や水泳などでも全力疾走できるのは8秒~10秒と言われているそうです。100m走のような短距離ですら後半は速度が落ちるという話も。


ということは、最初からパワー全開でいくと最初の10秒で力尽きる可能性が、、、これは悲しすぎる(笑)競技でもデモンストレーションでもペース配分は必要といえるでしょう。


これは他のスポーツでもそうですよね。テニスでも全部強打せず、スライスやコースの打ち分けでリズムを変えていきます。


野球のピッチャーも例えストレートが得意でも全て全力投球しないですよね。変化球やスローボールを織り交ぜていきます。フィギュアスケートもいつも難しく激しいステップというわけではないですよね。


1曲通しての、トータルでのクオリティを下げないことは大切だと思います。踊り始めのインパクトは確かに重要だから最初に頑張りたい気持ちは確かに分かる、、、でもそのまま最後までいくのはいくら体力があっても現実的ではないということです。


「じゃあ疲れたら途中で休んでも良いということね!ラッキー!」


ということではないのでご注意。そういうメンタルで踊っていると先生に
「何かそこのステップは休んで見えるね(怒)」と見抜かれてしまいます(笑)
そんなつもりもなくても言われることも(経験談)


僕もこのバランスが難しいなぁと思うのですが、、、
運動としてのペース配分はもちろん必要、でも音楽表現はし続けなくてはいけない。必ずしも運動強度の大きさ=良い表現とはならないのがポイントなのかなと思います。


今日のタイトルは「最初から最後まで全力で踊れるか?」ですが、答えはYESだと思います。ただ「全力で踊る」=「最高の運動強度で動く」ではないですね。そこは注意が必要かなと思います。激しくたくさん動くだけでなく、ゆっくり繊細にコントロールする。そういったことに集中することも全力で踊っていると言えます。



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