ダンスをやっていると必ず言われるであろうことの一つに
「肩が上がっているよ!下げて!」というものがあります。僕自身もこの言葉、何回言われているだろう?数えきれない程言われているし、これからも言われるんだろうなぁ。


もちろん意図的に上げている訳ではないですよね。身体の動きだったり、リードだったり、他の部分に神経を使うと上がってしまう、という人は僕だけではないと思う。


例えば


・身体を引き上げようとして一緒に肩が上がってしまう
・スタンダードでライズした時につられて肩も上がってしまう
・ラテンでボディを使った反動で肩も上がってしまう


などなど。程度は違えど初心者から上級者まで抱えている問題なんじゃないかな。ダンサーにとっての天敵です。


そもそも肩ってどこの部分を指しているのかな?肩関節の位置を考えると身体の外側についているよね。そう考えると腕を上げると肩も上がるのは当然と言えます。では、レッスンで言われる肩というのは本当のところどの部分なんだろう。


「あ~肩がこったなぁ。ちょっと肩揉んで~。」となった時に揉んでもらいたいところが「上げてはいけない肩」と思った方が適切かなと思います。正確には首の付け根に近いかな。


例えば女性がスタンダードのホールドをする時、背の高い男性と組む為には右腕をある程度高く上げなくてはなりません。その時に右肩を下げると首が長く見えて良いと教わると思います。でも腕を上げると肩が上がりそう、、、、という時は、首の付け根を下げながら腕を上げてみましょう。ここが下がってさえいれば、肩が上がっているという印象にはならないはずです。


男性のホールドも同様で、右肩が前に出ているよ!上がっているよ!という場合はとりあえず首の付け根を下げてみると良いと思います。


ラテンも同様で、アームをつけてウォークやクカラチャをする際に肩が上がってしまう、という場合は首の付け根を下げて踊ってみましょう。ニューヨークなどでアームを上に使う場合も同様です。下げるのは首の付け根と考えると、思いっきり高いポジションにアームを使ってもスッキリしたポスチャーを保てるはずです。


これをやれば絶対大丈夫!みたいな方法はなかなかないので大変です。肩も結構やっかいなやつで、肩のことを意識すれば意識するほど不自然な動きになったりします。悩んでいる人は首の付け根を意識してみてね!



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