毎年11月3日に開催されるバルカーカップ。日本で最も注目される試合ですが、今年は開催が危ぶまれていました。例年だとラテン、ボールルーム合わせて350組前後の全国のプロが集まります。


協議の結果、2020年のバルカーカップは昨年の準決勝の進出メンバー12組のみで開催されるそうです。


日本には複数のプロ団体があります。普段はそれぞれの団体内で競っていますが、ここでは複数の団体が一緒に競い合い、正真正銘の日本チャンピオンを決めるという試合になっています。


年間スケジュールの中でもこの試合を1番に考えている選手は多く、僕らもその1人です。試合に出場できないのは残念ですが、この状況では仕方がないですね。


このような厳しい状況ですが、こうしてハイレベルなダンスの試合ができることは喜ばしいことです。出場選手の皆様を応援したいと思います。


その反面、ちょっと問題があるのも確かなんですよね。例えば去年、出場権がなかった選手(統一全日本には出場権があります)、何らかの事情で当日出場できなかった選手、去年の時点でプロになっていない選手には一切のチャンスがないということ。


まぁ今年はめちゃくちゃ特殊な例なので仕方ない、、、とは思いつつも、今年の統一で引退すると決めていた選手もいただろうからそれを考えると複雑な気持ちです。


とはいえ、色々考慮した上での判断だと思います。今年は少数精鋭ということで、新たなバルカーカップを皆さんが楽しめたらと思います。(無観客なので何らかの形で配信になるのかな?詳細分かったらまた書きまーす)