社交ダンサー・競技ダンサー麻戸洋輔・中村綾のblog

鎌倉市大船を拠点に活動しているプロ社交ダンサー・競技ダンサーの麻戸洋輔(まとようすけ)・中村綾組のブログです。社交ダンスに関するあれこれを思うままに綴っています。

タグ:競技会

チャチャチャやサンバなどアップテンポな曲はのっていきやすい反面速く感じることもあると思います。基本的には音楽のスピードに文句をいうことはできないですよね。どんな場合でも自分を変えることにより対応していく必要があります。


人間の感覚は体調によっても左右されやすいので、音楽が早いのは気のせいの時もあります。
マト「今日の試合、曲速くない?」
アヤ「え?遅いと思うけど?」
マト「、、、、、、、、、」
なんて日もあります(笑)


実際に音楽のテンポが速いのか?自分の調子が悪くて速く感じるのか?真相は分からないけど、いつもより早い、早く感じるという現実に対して対応しなければなりません。


・歩幅の調整
まずはこれを見直してみましょう。音楽のスピードと歩幅は相関関係にあると考えて良いと思います。歩幅が大きくなり過ぎると音楽に間に合わなくなります。


例えばいつも同じ歩幅で練習し、本番も全く同じ歩幅を出そうと思っても上手くいかない場合があります。もし当日の音楽のスピードが普段練習している時よりも速い場合、その歩幅で踊るのは非常に難しくなると思います。


当日音楽のスピードを確認し、今の自分の実力ならばどのくらいの歩幅が適切か考える必要があります。


・止まっていないかどうか?
これは特にラテンで多いかな。例えばチャチャチャのニューヨーク、サンバのボタフォゴ、パソのツイスト。どのステップも滑らかな動きの中に印象的な形、ラインがあります。ポーズとまではいかなくとも、動いている中でもカッコイイ形が決まっていると良いよね。


ただ、ラインを意識しすぎて身体がその場に留まってしまうと音楽に遅れる可能性が出てきます。形をしっかり作りながらも、次に進む方向を狙っているかどうか?ということは大切です。


今日の曲はやたら速い、もしくは速く感じる、という時でも音楽のスピードを変えることはできません。自分自身の踊り方や意識を変えて対応していきましょう!


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「アフターコロナ」「ウィズコロナ」


ウイルスが蔓延しはじめた頃から言われていましたね。社交ダンスにおいても、レッスン、パーティー、競技会あらゆるものが影響を受け変化していくことでしょう。各団体が競技会の再開を目指し動き初めています。こういう事態ですから各団体バラバラではなく団結していければ良いのですが、どの程度お互いが歩み寄れるのかは不明です。


さて競技会再開には様々なハードルがあります。密閉・密集・密接をいかに避けるかがカギとなります。


・密閉
これは競技会の会場により異なります。会場によっては地下にフロアがあり密閉されていて、どの程度の換気能力を有しているかは不明です。しかし普通に窓がついていたり、開放された会場もあるので、適切な施設を見つけることができればこの条件はクリアできるのではと思います。


・密集
観客については、席の間隔を十分に空ける、あるいは無観客での開催で解消できると思います。試合自体も1ヒートあたりの人数を少なくすることによりフロア面積あたりの人数を減らすことができます。


最大の問題は選手の控え場所です。今までは、主催者が部屋を借たとしても十分でなく、参加者が明らかに収容人数を超えていました。なので通路にシートを引いたり、めちゃめちゃ狭い場所で密集して準備していたのですが今後はこれではいけません。


この問題のクリアが非常に難しいようです。例えば100組のエントリーがあれば、200人分のスペースの確保が必要となります。今まで使用してきた会場にこの条件を満たせるところはあるでしょうか?かなり厳しそうです。


・密接
パートナーとは必ず密接になります。競技の性質上避けることができません。ただ、これは他のスポーツと比較し特別ハイリスクという訳ではないかもしれません。サッカー、バスケ、ラグビーなどは相手チームの複数名と接触します。ダンスは自分のパートナー1人とは接触しますが、他の選手とは基本触れませんからね。ただ、競技中に運悪くぶつかることもあるのも事実です。


密集・密接、特に控室のスペース確保がカギになりそうですね。場合によっては出場人数に制限を設ける必要もでてくるのではと予想しています。


競技会を開催する!というアナウンスはありますが、この控室の問題に具体的にどのようにコロナ対策をするのかというところはまだ協議中なのでしょう。これは今後の感染拡大状況に応じて変わっていくでしょう。


いずれにせよ、以前と全く同じような開催は現時点では難しそうです。形を変えながらでも競技会を再開していけたらよいですね。


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「あなたはリードが上手ね」「あなたとは踊りやすい」
男性が言われて嬉しいセリフBEST3くらいには入るんじゃないかな?男性はリードが大切!と日頃から言われてたりするから、成果を認められたような気持ちになるよね。


じゃあリードが上手って結局どういうこと?そう考えると色々な要素があって一言でいえず、踊る相手や状況によっても良いリードの定義は変わってくるように思います。共通しているのは


【女性が快適かどうか】
これが大前提であると思う。手の握りが強い、ホールドが窮屈などの理由で痛くない苦しくない。適切な強さかどうか。ここは大切だよね。では、さらに快適という状態を掘り下げてみましょう。女性にとっての快適とは?それは自分のすべきことが分かっている不安のない状態。これから自分が


・いつ(どのタイミングで)
・どこで、どこに(どの方向に、どこに向かって)
・何をするのか(何のアクションをするか)


これらが分かっていれば安心して踊れるので快適と言えます。男性はこれらを示すことができればリードが上手いと言ってもらえるでしょう。


全てにおいて快適であることは共通です。これに加え、シーンが変われば上手いの定義が変わってくる気がする。


例えばダンスパーティー。パーティーではお相手とその時間を楽しむことが目的です。会話をしながら踊ることもあります。そんな中で大切なのはとにかく分かりやすいクリアなリードと言えます。この人は何をリードしてくるんだろうという心境では会話も楽しめないよね(笑)はっきりと分かりやすいリード、これが最も大事です。


では競技会やデモでは?観客に対して自分達のベストパフォーマンスを見てもらうということが大きな目的となります。その場合は快適さよりも見た目の良さを重要視した方が良いですよね。いくらストレスがないリードでも見た目が悪いのであればその選択はベストではありません。


多少やりにくさを感じても外からの見た目が良くなる、パフォーマンスが上がるリードがこの場合においては良いリードと言えるでしょう。(もちろん高度なレベルになればなるほど、女性の快適さは最終的なパフォーマンス向上と比例します。でもここまで書くと長くなるので今回は省略。またの機会に)


さらに、受けて側のレベルによっても良いリードの定義は変わりそうです。例えばバランスがあまり良くにない女性にとっては、しっかりと立たせてくれる、バランスを取らせてくれるリードを良いードと感じるでしょう。


それに対して自分で立てる、動ける女性はリードで立たせてもらう必要はないからね。むしろそういうリードはいらないかな(笑)欲しいタイミングで必要な量だけリードがくる、そういうリードを良いリードと感じると思う。


まとめると良いリードとは【女性が快適である】という前提のもと、目的とレベルに応じて多少変わってくるということです。


極端に言えば、競技会やデモならば少し踊りにくくても女性、またはカップルのスピードやパワー、エネルギーなど音楽表現の幅が膨らみパフォーマンスが向上するのが良いリードと言えます。パーティーなど外へのパフォーマンスが目的でない場合は、女性が迷うことなく動くことができるというのが良いリードと言えるでしょう。


そして最後はメンタル的な部分になるけど、これが一番重要かも。相手に伝えようという意思を持ってリードする。これがあるだけで伝わることがあります。こうリードしようというテクニックだけでなく気持ちも本当に大切です。


以上を踏まえてリードの上手い男性を目指しましょうー!!



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きっかけはYoutubeで動画を流しながら作業していた時にふと聞こえてきたあるテーマ「データから考えるモテる男性とモテる女性とは」という話。


女性は男性にこういうことを求め、男性は女性にこういうことを求める傾向にある、、、、、これダンスに使えるんじゃない?ダンス競技会はもちろんダンスを評価するけど、あくまで相対評価で印象に左右される。審査時間も短いのでパッと見の印象は超重要。


今回の研究は、性格は関係なくあくまでどんな見た目がモテるのか?ということらしいので、ダンスにはもってこいですね。見た目と言っても顔立ちという要素ではなく体型に集中して研究したそうです。


そのお話によれば、人間は他の動物と同様に子孫を残すという本能があり生物学的に有利な人に好印象を抱く傾向があるとのこと。


生物学的には考えると、女性は一人の子供を産むには妊娠から出産と時間がかかります。生んだ後も育てながら外敵から自分や子供を守って生きていかなくてはなりません。そういう意味で、自分や子供を守ってくれる生物学に強い男性に惹かれる傾向があるそうです。女性にとって、背が高いとか、筋肉質な男性がかっこよく見えるのは、生物学的に生存能力が高く見えるからという理由も考えられるそうです。


男性はどうでしょうか?生物学的に考えれば少しぽっちゃり体型の方が女性の方が身体が強く、子孫を残せそうなものですが、現実は割と細めのいわゆるスタイルの良い女性の方が人気がありそうです。人気のタレントさんもふくよかな女性よりも、ほっそりしている人の方が多い気がしますよね。


実はそこにもカラクリがあって、その研究では男性は女性に若さを求めるという結論になったそうです。生物学的には若い女性の方が子孫を残しやすいからとのこと。人間は年齢と共に身体に贅肉がつきやすくなっていく。スタイルの良さ=若さの現れと認識していて、ぽちゃり体型よりもスレンダーな体型の女性が好まれる傾向にあったそうです。


この研究が本当に正しいかどうかは別にして、大変興味深い話でした。以前、競技会は若い方が有利かどうか?とか、筋トレは必要か?という記事を書いたりしたのですが、ダンスにとどまらず人間社会でこういった見た目での作用が、感覚でなくデータとしてあるというのは面白いですよね。


正直、ダンスをやっている人は若く見える人が多いよね。僕の生徒さんも久しぶりに同級生に会ったらあまりに若くて驚かれた!と喜んでいた人が結構いるよ。ただ残念ながら競技会に出てくるのはみんなダンスやっている人なんだよね(笑)その中で若く魅せるのは結構頑張らないと大変かも。


競技会は背番号に年齢が書いてあるわけじゃないから、体型、ヘアースタイル、メイクなどを工夫して見た目が若く見えるように工夫すると良いかも。例えば男性はポッコリしたお腹が隠れるような衣装を着てみるとかね。ダイエットするのが1番良いけど、時間がかかるからね、(今は競技会がないから良いかも、、、、、)


人間が審査する以上、どうしても見た目の印象というものに左右されるのは避けられないことです。それが良いのか悪いのかの議論は置いておいて、現状、競技会では多かれ少なかれそういったものがあると理解した上で対策を練っていけたらよいですね。



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競技会の後にレッスンを受けると大体試合がどうだったか?という話になります。自分の先生が試合を見ていた、もしくは審査していた場合は客観的にみて僕らのダンスがどうだったのか?という点からアドバイスをもらいます。

実は先生から見た印象と審査結果は必ずしも一致するわけではありません。むしろ違う方が多いかも。例えば決勝に入ったとしても「よく決勝に入ったわねぇ。ラッキーラッキー!」と言われることもあれば、「まぁ決勝は余裕でしょ。もっと良い順位でも良かったと思うけどねぇ。」という時もある。「あんなところで落とされるなんてありえない!」と怒っていることも笑


で、ある日先生にこんなことを言われました。「競技会の結果なんて気にする必要はないんだよ。何故かというと自分の力では変えることが出来ないから。試合の結果というのは審査員がその順位をつけただけということだからね。わかる?」


うん。全く意味が分からない笑
良いダンスをすれば審査員は点数を入れるのでは?自分のダンスが良くなれば結果も良くなるのが普通なのでは?


先生が言うには、ダンスの上手い下手の判断基準ははっきりしていなくて人によって違う。所属教室や師弟関係などのしがらみもある。現在の採点方法では結局はっきりとした勝因や敗因を選手が知ることはできない。審査員がその点数をつけたという事実以外は何も分からないし、変えることができない。だから競技会の結果は「ああ、貴方は私のダンスをそう評価したんですね。」と事実として受け止める必要はあるけど気にする必要はないよ、ということらしい。


例えばあの先生から点数をもらう為にはどうすれば良いか?とあれこれ考えることは無駄で、その日の自分が理想のダンスにどれだけ近づけたかを考える方がよっぽど建設的だということ。点数を貰えない理由はダンス以外の部分、自分以外の部分にあるかもしれない。ちなみにどうしても気になる場合は直接聞きに行ってみるのが良いと思う。


ということで、審査結果を気にするのではなく、自分のダンスがどうだったのか?ということを1番大切にしていった方が効率が良いし精神衛生上良い、というお話でした。


これ、最近の状況にも言えますよね。日々の感染者数の増加、海外の悲惨な状況、政府の対応、様々な不安。その中で、変えることのできること、できないことを判別していけたらと思っています。海外の状態や国内の感染者の増加など、寄付などで間接的に援助はできますが、直接的に自分にできることは残念ながら殆ど無い。共感して共に悲しむことはできるけど、度が過ぎると精神衛生上良くないよね。この辺り自分の力でははもう変えられない部分だと思う。


反面、自分でできることは?それはやはり自分や自分の周りの人が感染しないように気をつけること。これに尽きると思う。


ニュースなど見てるとどうしても自分の力では変えられないことに気持ちを持っていかれてしまう。でも、自分ができることに集中してしっかりやる。ダンスでも日常生活でも大切なことだなぁと思います。


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