ダンスフロアでのステップの組み立てやコース取りのことをフロアクラフトと呼んでいます。フロア内における自分達の動線だと思ってもらえれば良いかな。
いくら良いテクニックを持っていても、このフロアクラフトがマズいと良いパフォーマンスとならない可能性が高いです。
例えばデモンストレーションを踊る時。フォーラウォーリバースからテレマーク、テレスピンと続けてスローアウェーオーバースウェーを踊るとします。
せっかくフォーラウォーリバースからテレマークと続けるならば沢山進みたいよね。そして、スローアウェーオーバースウェーはなるべくフロアの真ん中でやりたい。
そう考えると、どの位置からフォーラウォーリバースを踊るのがベストか?というのが逆算できます。ステップのスタートの位置を誤ると進みたいのにもうフロアがなかったり、ピクチャーポーズをフロアの端で踊ることになったりします。
ラテンの際も同様で自分達が踊るとどの方向に進むのかいうことを逆算して、踊るスペースを確保した上でスタートする必要があります。
まず自分達のステップが、どこに進むのか、どこでLODが変わるのかを知る必要があります。
自分の顔や身体がどこを向いているのか、ではなく、カップルとしてフロアのどこに進むのか、です。
ダンスビュウさんでよく書いてあるこれが分かりやすいです。(数年前のダンスビュウさんの記事より)
ステップ毎にフロアをどの方向に進んで行くかが書いてあります。ちなみにダンスの用語ではダイレクションといいます。似たような言葉にアライメントがありますがこちらはつま先の向きを指しています。ダイレクションは身体本体が進んでいく方向と考えてもらえれば良いかな。
自分のルーティーンの軌道の図を描いてみましょう。。自分の進路が分からないとこれからどの方向へエネルギーを出していくのか曖昧になりますからね。
リードする側はこれが分からずにフロアに立つと
大変なことになります。フロアを徘徊して終わってしまうかも笑
フォローする側も完全に相手任せにするのではなく、自分達のベースとなるダイレクションを理解した上で踊ることでより積極的に踊ることができます。
ちなみに生徒さんにはホワイトボードや紙にこの図を書いてイメージしてもらっています。
分からない人はぜひ、正直に申告して下さい。笑 いくらでも書きますよー!だってその方が上手になるから!勇気を出して自分の先生に聞いてみると良いと思います。
フロアクラフト関連の記事はこちら
リライト予定ですのでお早めにみて下さいねー!
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麻戸 洋輔・中村 綾
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