社交ダンスは割と理論的なような気がします。全種目教科書があるし、ステップの回転量なんかも記載されているからね。また、昔と比較するとスポーツ科学が発達してきている関係でより理論的なレッスンが可能になってきています。


理論の理解により、実現不可能な動作を未然に防ぐことができます。実際目にみえることと、身体の使い方は全く異なることは案外多いのです。


スタンダードの上手い人を見るとものすごい後ろに反っているように見えます。で、見たままを真似して後ろに反って踊るとなんだか進みにくいし、腰は痛めるし、、、、という話はよく聞く話ですね。


後ろに反って骨盤が前に出た状態では進むことはできません。これはもう体の構造上無理、という理論的なお話です。
理論を知り無理な動き方を減らすことができれば、自然と怪我も減るでしょう。長く踊り続ける為にも理論の理解は非常に重要です。


では理論だけで踊れるか?答えはNoです。頭で理解していても感覚的に動けないと音楽を表現することは難しいでしょう。頭で考えてできなかったことが、なんとなくイメージで動いてみたらできてしまうことはありませんか?


僕もナチュラルターンを教わった時に「もっと脚を開いて距離を出して!」と言われたときは大きな変化がなかったのに、「自分のスイングの軌道が大気圏を抜けて宇宙まで届くようにしてごらん。」と言われトライすると、ぐっと距離が伸びた経験があります。



社交ダンスは理論がしっかりしているので、ついつい全てを理論で考えてしまいがちです。でも理論と感覚のバランスが大切です。理論で上手くいかない時は感覚を、感覚で上手くいかない時は理論を、それぞれを適切に使ってみましょう!


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