前回はプロになる為に、プロ競技会にエントリーすればプロになれるというお話をしました。( 社交ダンスのプロになる為には?!その①)


今回はダンスを教えるプロ、レッスンプロになる方法をみていきます。実はレッスンプロというのも非常に曖昧になっています。


僕らがスタジオに勤務した時のことをお話しします。脱サラしてスタジオ1月末に入社した時、当然プロの資格は持っていませんでした。何の研修もなくいきなりレッスンの予約が入りめちゃくちゃ緊張した記憶があります。レッスンの仕方は見て覚えてね、という感じでした。


確か夏ごろに教師資格試験があって、年末くらいに合格発表があったと思います。この教師試験とは、ダンスの教科書の内容をベースに実技、筆記の出題があります。僕らは全ダ連という昔からある団体のライセンスをとりました。


つまり、入社から1年近くは無免許だったという訳です。え!?こんなこと書いて大丈夫?!当時の法律では、スタジオのオーナーがライセンスを持っていればスタッフは持っていなくてもオッケーだったのです。


そして今はどうなっているかというと、、、そもそも教えること自体にライセンスがいらなくなりました。生徒が集まるかどうかは別にして、素人当然の人がダンス教師を名乗ることが可能となったのです。僕らがお金と時間をかけてとったライセンスは紙切れに、、、(笑)


僕らがとったダンスのライセンスは実は国家資格でした。ダンスの資格がなぜ国家資格?と思うことでしょう。ここにはダンスの歴史が絡んできます。簡単に言えば、ダンス教室やダンスホールが風俗の温床となっていて規制の必要があった時代があったということです。


そこからダンス業界は健全化され、もう規制もいらないよね、ということで他人へレッスンすることへの規制というものはなくなりました。


一応、各団体が発行している教師資格を取ることにより教師として認定されレッスンプロとなることができます。ただし、資格は持っていて実力もある、ダンスを教えることで収入を得ている、でもプロではないという人もいます。


必ずしも「資格を持つ=プロ」でないという点が複雑ですね。逆にスタジオ勤務していて競技会で大活躍、でも資格は持っていないという場合もあります。


そして正直な話、試験に合格するのと実際に踊れる、教えることができるということは別問題です。受験英語と英会話のような関係かな。中学高校と勉強しても全然話せないみたいな(笑)


僕個人の考えですが、試験をパスしただけでは人に教えることはできないと思います。教科書暗記して少し練習すれば合格できちゃうレベルです。


無資格でも自分自身が踊れて、知識がもあって、教えるのが上手い人もいると思います。逆に自分が上手だからといって教えるのが上手いかというと、そうでもなかったり様々です。


まとめると、社交ダンスのレッスンプロは
・資格がいらないので自己申告でプロを名乗ることができる
・一応、各団体で技術を認定する資格試験を実施。ライセンスを取ることができる。(ただしその団体内でしか効力はない)


という感じです。


じゃあ資格いらないじゃん、となりそうですが、個人的には資格を取ってよかったなと思っています。
一つは試験勉強をするにあたり教科書の見方がしっかりと理解できたということ。これはレッスンをする、受ける際に両方に役立ちます。


もう一つは一応免許を持ってる方が説得力があるかな。まぁ免許持ってますかって聞かれたことはないんだけどね(笑)


これがレッスンプロの現状となります。


競技会で上を目指すプレーヤーとしてのプロ、ダンスレッスンをして収入を得るレッスンプロ。どちらも登録、自己申告で簡単になることができます。なるのは簡単。でもそこからやっていけるかどうかは別の話で、それぞれ必要な能力も異なってきます。次回はそこについて書いてみたいと思います。


続きはこちら
社交ダンスのプロになる為には?!その③
社交ダンスのプロになる為には?!その④
社交ダンスのプロになる為には?!その⑤




Mato Ballroom Dance Club
麻戸 洋輔・中村 綾


Mato Ballroom Dance Club の HPはこちら



麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら


レッスンのご予約はこちら