今回は西洋のレディファーストという文化ついて考えてみます。 日本にはなじみのない文化ですね。
実はもともと「淑女のマナー」だったようです。淑女たるものこうした行動をすべき、というものをレディファーストと呼んでいたようで、現代の認識とは異なっていたいます。調べていくと衝撃的な事実が、、、
中世のヨーロッパでは暗殺の方法の一つに毒殺も多かったようです。死なない為には当然、毒見が必要です。そこで女性に先に食べさせて安全かどうか確かめていたとのこと。
また戦闘中、物影の先に敵が潜んでいるかどうかわからない。もし待ち伏せされていたら殺されてしまう、、、そんな時は女性を先に通してた安全かどうか確認していたとか。
また食事など、男性が来た時には速やかにはじめることができるように、なんでも女性が準備しておく。
先に毒見する、先に進んで盾となる、男性の為に先に準備しておく、女性はこういった心得でいるように、というのがレディファーストと呼ばれるものでした。男尊女子の極み、紳士とか騎士道とかよく言ったものです。
先にドアを開けてあげる、重い荷物を持ってあげる、ちゃんとエスコートするなどなど、、、、
西洋の文化である社交ダンスは日本人が思っている以上にこの点についてはシビアだったりします。
イギリスでレッスンを受ける際にも、この文化について常に気に留めるべきという忠告を受けていました。これはイギリスでレッスンを受けていたというある先生のお話。
日本人の男性の先生が、うっかり自分のパートナーを差しおいて先にドアを開けてレッスン場に入ってしまったそうです。それを運悪くコーチャーに見られてしまった。
「そんなこともできない人にはレッスンしないわ。今日は帰りなさい。」とレッスンをキャンセルされたそうです、、、、この話を聞いた初めて聞いた時は正直「うわー、厳しすぎない?そんなに気にすること?!」と思いました。
ただ、これは僕が日本人として育ってきたからそう感じるだけなのかもしれない。適切な表現かは分からないけど、深くお辞儀をしたのに返してくれない、土足で家の中に入られる、とかそんな感じなのかなぁ。
とりあえずはわざわざイギリスまで行ったのにレッスンのキャンセルは絶対に避けたい!!という一心で、初めて海外へ行く時はとにかくドアを開けてあげなきゃと気をつけていました。笑
最初はそうやって文化を真似ることからはじめ、最近ではやっと習慣づいてきた気がします。綾先生も自分でドアを開けなくなりました。開けてもらうことに対する抵抗感や気恥ずかしさみたいなものがなくなってきたのかな。
違和感なくドアを開けたり、開けてもらったりするには文化の違いがあるのでなかなか大変ですね。しかし武道を学ぶ外国人が礼を学ぶように、ダンスを学ぶ我々もレディファーストという西洋の精神を学ぶことは非常に有効だと思います。
そして近年では、男性だからこうあるべき、女性だからこうあるべきという考え方そのものが時代に合わなくなってきている点にも注目しなくてはいけません。
深く考えてしまうと難しく感じますが、結局は、お互いを思いやるということだと思います。もちろんダンスのリード、フォローの捉え方も変わってくるはずです。ダンスの上達にも役立つので、配慮してみると良いと思います。
実はもともと「淑女のマナー」だったようです。淑女たるものこうした行動をすべき、というものをレディファーストと呼んでいたようで、現代の認識とは異なっていたいます。調べていくと衝撃的な事実が、、、
中世のヨーロッパでは暗殺の方法の一つに毒殺も多かったようです。死なない為には当然、毒見が必要です。そこで女性に先に食べさせて安全かどうか確かめていたとのこと。
また戦闘中、物影の先に敵が潜んでいるかどうかわからない。もし待ち伏せされていたら殺されてしまう、、、そんな時は女性を先に通してた安全かどうか確認していたとか。
また食事など、男性が来た時には速やかにはじめることができるように、なんでも女性が準備しておく。
先に毒見する、先に進んで盾となる、男性の為に先に準備しておく、女性はこういった心得でいるように、というのがレディファーストと呼ばれるものでした。男尊女子の極み、紳士とか騎士道とかよく言ったものです。
もちろんこのような野蛮な行為は時代と共に淘汰され、今のような形に落ち着いたようです。女性が行うものから男性が行うものへガラっと変わります。男性が女性に対して接する際のマナーとなりました。
先にドアを開けてあげる、重い荷物を持ってあげる、ちゃんとエスコートするなどなど、、、、
西洋の文化である社交ダンスは日本人が思っている以上にこの点についてはシビアだったりします。
イギリスでレッスンを受ける際にも、この文化について常に気に留めるべきという忠告を受けていました。これはイギリスでレッスンを受けていたというある先生のお話。
日本人の男性の先生が、うっかり自分のパートナーを差しおいて先にドアを開けてレッスン場に入ってしまったそうです。それを運悪くコーチャーに見られてしまった。
「そんなこともできない人にはレッスンしないわ。今日は帰りなさい。」とレッスンをキャンセルされたそうです、、、、この話を聞いた初めて聞いた時は正直「うわー、厳しすぎない?そんなに気にすること?!」と思いました。
ただ、これは僕が日本人として育ってきたからそう感じるだけなのかもしれない。適切な表現かは分からないけど、深くお辞儀をしたのに返してくれない、土足で家の中に入られる、とかそんな感じなのかなぁ。
とりあえずはわざわざイギリスまで行ったのにレッスンのキャンセルは絶対に避けたい!!という一心で、初めて海外へ行く時はとにかくドアを開けてあげなきゃと気をつけていました。笑
最初はそうやって文化を真似ることからはじめ、最近ではやっと習慣づいてきた気がします。綾先生も自分でドアを開けなくなりました。開けてもらうことに対する抵抗感や気恥ずかしさみたいなものがなくなってきたのかな。
違和感なくドアを開けたり、開けてもらったりするには文化の違いがあるのでなかなか大変ですね。しかし武道を学ぶ外国人が礼を学ぶように、ダンスを学ぶ我々もレディファーストという西洋の精神を学ぶことは非常に有効だと思います。
そして近年では、男性だからこうあるべき、女性だからこうあるべきという考え方そのものが時代に合わなくなってきている点にも注目しなくてはいけません。
深く考えてしまうと難しく感じますが、結局は、お互いを思いやるということだと思います。もちろんダンスのリード、フォローの捉え方も変わってくるはずです。ダンスの上達にも役立つので、配慮してみると良いと思います。
Mato Ballroom Dance Club
麻戸 洋輔・中村 綾
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