生徒さんからよく聞く嘆きの声ですね。脚と手をタイミングに合わせてパッと出した体操のようなダンスに負けてしまう、、、これは何故でしょう?!
答えは審査基準にあります。以前書いた記事をご覧下さい。



競技を勝ち上がるにはタイミングがクリアである必要があるのです。技術がなくてもタイミングが良ければピックアップされやすく、技術が良くてもタイミングが悪ければ選ばれにくい傾向にあります。これは競技会の予選が沢山の選手の中から制限時間内に選ぶ、という審査方法をとっているからです。まずはフロアで見つけてもらってそれから良し悪しを評価するのですが、そもそも見つけてもらえないということもあり得ます。


そのことが良い悪いという点は別として、競技会とはそういうものだと認識する必要があります。いくらよいムーブメントだとしても、クリアなタイミングでなければ審査員はピックアップできません。動きが滑らか、スムーズ、2人の関係が良い、、、他のことが良くてもタイミングが悪いと評価されにくい傾向にあります。


見てもらって初めて評価してもらえるということです。試合に出場する際には「見てもらう為の努力」も必要になってきます。


タイミングに合わせてキレイな形でスパッと身体を伸ばす。ちょっとダンスというよりは体操っぽくなっちゃうけど、まだクラスが低いうちはこれだけでかなり効果的だと思います。もちろん上達するにつれて変えていく必要はあります。あくまで上達の過程で、、、というお話です。


「体操のようなダンスに負けた、、、」という時は自分達のタイミングについて見直してみましょう!!