文化の勉強は物事を理解する上で重要です。レディファーストは日本には浸透していない文化と言えますが、これを理解することがダンスの上達の手助けになるかもしれません。


今日はレディファーストという面からリード&フォローについて考えてみましょう。時間のある方は下の記事を先に読んでもらえたらと思います。
そもそもリードとは?ということについて考えてみましょう。社交ダンスにおいては男性が女性を動かすことと考えてしまいがちです。これはちょっと誤解があります。リードという言葉の意味の再確認していきましょう。これも以前の記事を読んでもらえると助かります。
あくまで先行すること。つまり、リードとはドアを開けて待っていてあげることなんですね。ドアを開けなかったり(リードしない)、部屋の中に無理矢理女性を押し込んだり(乱暴なリード)してはダメということです。


フォローとは?男性のリードが来るまで待つこと?と思われがちですが、辞典で調べると「後から追いかけること」とあります。


ドアを開けてもらう(リードがくる)までじっと待つことではなく、ドアを開けてもらったらすぐに後に続くことがフォローなんですね。ドアが開く前に(リードがある前)に通ろうとしたり、ドアではなく窓から入ったり(リード無視で我が道を行って)してしまってはフォローとは言えませんね。


リードとは「相手を動かすこと」ではなく「自分が先行すること」
ドアの開け方=リードと考えてみましょう。女性が通りやすいようにドアを開けてあげる必要があります。開けるタイミング、開ける分量、女性を通した後にそっと閉じるのも忘れずに!


フォローとは「相手の動き待つこと」ではなく「自分が後から動くこと」
ドアへの入り方=フォローと考えます。開けて貰ったドアにスマートに入りましょう。男性がドアを開けていないのに部屋へ入ろうとしている女性って以外と多いです。中には「さっさとドア開けなさいよ!」と男性を叱りつける女性も(笑)。男性のドアの開け方が悪くても、何事もなかったかのように部屋に入れるとステキな女性ですよね。


どちらも結局は相手に対して「自分が」しなければならない動作なんですね。そう考えると必要以上に相手を非難する必要はないですね。エスコートする方も、される方も相手を思いやってみましょう!リードとフォローも上手くいくはずです。


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