「この間のパーティーのリボンちゃんがとっても上手でー、、、」
「今日のリボンはイマイチね、、、」


ダンスパーティーで良く聞く『リボン』という用語。これは何なんでしょう?


実はパーティーでダンスのお相手をしてくれるアテンダントさんのことをダンス業界では「リボン」と呼んでいます。リボン君とかリボンちゃんともいいますね。多くの場合は男性です。


基本的にパーティーは女性の出席者の方が多いです。なので、せっかくのダンスタイムも女性はヒマになってしまいます。そこで主催者の方が「リボン」を用意して、女性のお客様にもたくさん踊って楽しんでもらおうということです。


アテンダントの印として胸にリボンをつけていたのが由来のようです。


また、パーティーだけでなく、ダンスホールで一緒に踊ってくれるアテンダント・スタッフを指す場合もあります。


リボンも大学生〜70代の方まで様々!年齢関係なく上手な方や気遣いのできる方は人気です。競技のように「自分がガンガン動いてかっこよく踊るぜー!」というタイプよりも、リードがしっかりしていて分かりやすい、混んでいるフロアでもスイスイぶつかることなく踊れる、ちょっと派手なバリエーションも織り交ぜて楽しませてくれるなどのスキルが高い方が好まれます。


同じ技量ならもちろん若い方が人気です。あとイケメン。笑
現実は非情ですね、、、、


人気のリボンちゃんはいろんなパーティー・ダンスホールに呼ばれるので「あ!あの人、他のパーティーでも見たわ。よく見かけるわね。」という人がいたら、上手な人かも。


人によりますが、アテンダントとして結構がっつり働いている人だったら、チャーターで一緒に好きなダンスホールに踊りに行ってもらうこともできたりします。もしお気に入りのリボンちゃんに出会ったら聞いてみてもいいかも。


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