初心者の方がつまづきやすいサンバ。見ていてもチャチャチャなのかサンバなのか分からない、、、という悩みをよく聞きます。


まずは音楽が違うのですが、どちらもノリがよいという点では同じなので余計に分かりにくいかも笑


見分け方としてはサンバはバウンスアクションと呼ばれる動作が特徴となっています。バウンスとは弾むような動作のことです。


チャチャチャにはバウンスがないので、弾む感じがあればサンバ、なければチャチャチャと思ってもらえれば良いかな。


もう一つの違いはサンバはLODへ進行するダンス、チャチャチャはあまり移動しないダンスであるという点です。フロアを周っている場合はサンバだと思ってもらえれば良いです。


ただし、ここで問題が、、、サンバのステップは全てのステップがバウンスしている訳ではないのです。基本的に1a2、1a2aのようなaというカウントを用いる場合にバウンスアクションを使用します。aカウントとは4分の1拍のことです。(ちなみにチャチャチャで使用される4&1に出てくる&は2分の1拍になります。)


実はサンバはステップや踊り方によってリズムを変えることができます。なので


1a2と踊る時はバウンスあり
1&2と踊る時はバウンスなし


となります。バウンスのないステップばかり踊っていると確かにチャチャチャに見えてしまうかも。僕らが振り付けを作る時もこのバランスには注意しています。あまりにもaのリズムが少ないとサンバらしく見えなくなってしまいます。


aのリズムがあるか?バウンスアクションがあるか?フロアを周回しているか?という点でサンバとチャチャチャは見分けることができます。


とはいえ、最近ではバウンスの少ない振り付けを踊っている選手もいるので余計わかりにくいかもしれませんね。見る時も自分が踊る時もこの違いを感じて踊ってみましょう!


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