ダンスをしていると先輩や先生、知り合いから講評を頂くことも多いですよね。熱心な方はいろいろな人に講評を聞きに行ったりします。様々な視点から自分のダンスを見ることは重要です。

先日、「試合を見ていてくれた先輩が講評してくれたんだけ、どうすればいいのかしら?」という生徒さんがいました。内容を聞くと「フットワークが悪い」「動きが固い」「なんか弱くみえる」「カップル間の関係が、、、、」


実はこれは講評とは言えないんですね。講評を辞典でひくと「指導的な立場から、理由などを述べながら批評を加えること。また、その批評。」とあります。このケースには「理由などを述べながら」という点が欠けています。


理由のない講評は感想と言った方が正確かな。こう見えた」「こう感じた」というようなことは少しかじった人ならば誰にでも言えてしまいます。また、ネガティブな感想は一歩間違えると悪口と変わらないこともあります。


普段あまり関わりのない人に講評を下さい!とお願いしても、ほとんどの場合が感想や印象の範囲内での話となると思った方が良いでしょう。感想や印象は人によって異なるので、あまり気にし過ぎる必要はないと思います。「あのジャッジにこう言われたから、、、」という理由で、今トライしていることを変えるのはちょっと短絡的かもしれません。

しかし、いろんな人の感想や印象をたくさん集めることにより自分を客観視できることもまた事実。もらった講評、感想、印象、これらをどう生かすかは自分次第です。うまく取捨選択していけたら良いですね。

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