「あいつはジャッジまわりしてる」


「ジャッジまわり」とはいろいろなジャッジに習うことで、基本ネガティブな意味で使われます。前回の記事と密接な関わりがあります。


要するに、習いにいくとそれだけで競技会で点数が入ってしまうことがあるのです。ダンスを良くするという目的ではなく、競技会で点数をもらうことを目的としてレッスンを受けることを指しています。そういったことを目的に複数のジャッジに習うことを言います。


9人中4人が自分の先生だったりすると、あと一人、だれかが点数をくれれば過半数を超えますからね。レッスン料をジャッジに支払っているのですから、点数の売買と思われても仕方ないでしょう。日本だけでなく世界的にもこのようなことは行われていますが防止できません。「ダンスを見てジャッジしている」と言われてしまっては、選手はこれ以上何も言えないし、確かめようがないからです。


もちろんこんなことばかりが起きているわけではありません。大半の選手は自分のダンスを良くする為にジャッジに習っています。


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