僕はあまり本を読まないのですが、綾先生は本を読む人間で、実用書、スポーツ関連、身体について、メンタル、教え方、技術の習得・上達など様々なジャンルの本を読んでいます。

どんな本だったのか聞くと要約して教えてくれるのでの助かる、、、本当は自分で読んだ方が良いのは分かってるんだけどちょっと面倒なんですよね、、、


で、ダンスの話ではないんだけど、技術の上達に関する本で「ノートをつける」という話題がでてきたそうです。習ったことをノートを取った場合とそうでない場合は上達に差がでたとのこと。これはスポーツでも英語でも楽器でもどのジャンルでも一定の効果がでたいうデータがあるみたい


あえて反論してみるならば、ノートに書いても身体が覚えていないと意味がない、むしろ感覚の方が大事、感覚は言葉にしない方が再現性が高い、なんて言うことができるかも。でも、これらの反論はデータで示すことができないので少し弱いかなぁ。



ノートをつけて上達が速くなる理屈としては、超大雑把に説明すると


ノートに書くまでは内容を覚えていないといけない
 ↓

ノートをつけると何となく分かった!程度のものを無理矢理にでも言語化しなければならない
 ↓
ノートに詳細が書いてあると後から見たとき、思い出しやすい


ということらしい。
ここでポイントなのは「無理矢理にでも言語化する」ということ。


もちろん感覚を覚えて習得できればそれに越したことはないけど、感覚はすぐに消えてしまうこともあるよね。消える前に頑張って言語化することで理解が深まり、不明点もはっきりする、万が一感覚が消えた時のヒントにもなる=上達のスピードが上がりやすいとのことです。


僕も以前はノートをつけていたんだけど、それで具体化できたとか、理解が深まったとかは正直分からない(笑)書いてる時はレッスン後で色々と必死だからね。でも、今ノートを見直すとすっかり忘れていた内容があることも事実なので確かに役に立ってる気はする。



ノートをつける上で僕もたくさん失敗してきました。僕の経験上、危険なのは「擬音」です。


脚をシュバッと出す。ボディをぐーんと使う。スッと伸びる、、、レッスン直後の当時の麻戸はこれがしっくりきた表現だったんでしょうね。今見ると何のことなのか全然分かりません。メモとしての役割を果たしていないのです。


もちろん擬音は動きの理解の上でかなり有効なのですが、それだけでは将来の自分の為に記録として残すのは向いていないのかなと思います。数年後にみても理解できるのは具体的な内容の方が良いですね。


脚をシュバっと出す→膝下を振りぬいてスピードを出す
ボディをぐーんと使う→脇腹、胸を上にストレッチする
スッと伸びる→肩を下げて首を上に伸ばす


擬音と共に具体的な動作を併記しておけば後から見ても安心ですね。残念ながら、僕が学生の時に作ったノートは怪文書みたいになっています。皆さんは同じ失敗をしないように、、、





関連記事

ステップの軌道を書いてみよう!
上級者必見!!人に教える時に気を付けると良いこと
競技ダンスをはじめて戸惑ったこと




神奈川県鎌倉市大船の社交ダンス教室
Mato Ballroom Dance Club

麻戸 洋輔・中村 綾


Mato Ballroom Dance Club の HPはこちら

麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら

レッスンのご予約はこちら


社交ダンスランキング