調子はその日によって異なる。自分の練習でも感じるし、生徒さんのレッスンをしていても感じます。今日は左に傾いてるなー、あばらが開き気味だな、いつもより立ちやすいなど、、、、毎回微妙に違う。みなさんも「今日はなんかバランスがいい!」「うわー!調子悪いっ!」と色々な日があると思います。


実は日々の生活の影響が一番大きかったりします。デスクワークが多いと身体が固まって動かしにくくなりますし、運動の習慣がないと当然筋力は落ちていきます。


意外と自分の身体の変化には気づきにくいものなのですが、バランス、疲れ具合など自身の変化を把握する能力が高い人は上手になりやすい気がします。


レッスンをしていると感覚と実態にズレがある方もいます。「今日は調子がいい!」と本人は言っているけど、いつもより動き悪いなぁ、、、と思うことも少なくないです。


毎回、今日の自分の調子を観察するのがおすすめです。調子が悪くてもなるべくいつも同じになるようにエクササイズ・ストレッチをして調整していけると良いですね。


その日の調子はシンプルな動作でチェックすると良いかな。練習の最初にシャドーでウォークをしながら自分の身体を観察してみましょう。


練習メニューが同じだと飽きてしまうかもしれませんが、ウォークなどの決まった練習を最初にやることで自分の身体の変化に気づきやすくなります。自分の調子が分からないまま組んで踊ってしまうと自分のバランスが悪いのか、相手のバランスが悪いのか、位置関係が悪いのかが判断できずケンカの原因となります。


生徒さんにも最初にエクササイズをしてもらって、その日の身体の調子を見て少し歪みや身体の凝りを解消してから踊っているのですが、やはりエクササイズをしてから他の技術の練習に入ったほうがスムーズに動く事ができます。


最初の頃は自分の身体のバランスやその日の調子をあまり上手く把握できていなかった生徒さんもだんだんと続けているうちに、今日の自分の正確な状態を判断できるようになってきました。今日はここが伸ばしにくいからいつもよりもたくさん伸ばすつもりでちょうどいい!と自分で自発的に調整できるのは大きなメリットです。


普段よりもバランスが悪いことに気づかずレッスンを受けて先生に注意される。こうやって修正していくのも悪くないかもしれませんが、本番前に近くに先生がいるとは限りません。自分でバランスの変化に気づいて直せた方が確実ですよね。自分のバランスを把握できるということは武器になります。


みなさんも日々、身体のバランスをチェックしてみてはいかがでしょう?新たな発見があるかもしれません。


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