ダンスには様々な動作があり、歩幅の大きさ、アームの表現など選択する必要があります。しかし何でも自由に選べる訳ではありません。音楽の速さやステップのタイミングによって、できることとできないことがあるからです。ダンスを踊るのは人間である以上、人の能力を超えたスピードは出せないからね。



「そんなの当たり前じゃんー」と思うかもしれませんが、自分のステップ・ルーティンの中では意外と見落としていることも多いです。


ステップ毎に使える音の長さの配分をビートバリュー呼んでいます。例えばチャチャチャの基本のカウントは

1.2.3.4.&
です。このビートバリューは
1.1.1.1/2.1/2.(単位は拍)


となります。同じように時間を表現したものに見えますが、カウントは「いつ?」、ビートバリューは「どのくらい?」という違いがあります。


具体的に動く時のことを考えます。例えば歩幅についてタンゴを例にとって考えてみましょう。


スローカウントとクイックカウント、使える時間はスロー(S)は2拍、クイック(Q)は1拍となります。


タンゴの基本のウォークはスローで1歩ですが、これをクイックカウントで踊ってみましょう。出来なくはないけど全く同じようには踊れないはず。


2拍使えるから大きく進むことができる。1拍では距離がでません。もしクイックカウントで踊る必要があるならばそれに見合った歩幅にしなくてはいけません。

この計算をしないで気合でなんとかする!これはよくあるミスかなぁ。

他にはラテンのアームワークも同様ですね。ゆっくりな曲だったら大きく円を描くようにアームを動かしてたくさんストレッチできると思います。当然。最大限ストレッチした方がよく見えます。


でも音楽が速かったらどうでしょう?遅い音楽と同じ軌道を通ってしまうと曲げた腕を伸ばすだけで時間が経ってしまい伸ばしきれない、、、音楽が速い中でも伸ばす為には全体的に調整する必要があります。


という風にすんなり軌道修正&計算できればいいのですが、実際はなかなか難しいです。



もちろん、踊りをレベルアップさせるためにはもっとスピードを出せないか?同じ時間の内でもっとストレッチできないか?など、チャレンジすることも必要です?動作が可能なのか?不可能なのか?自分で判断するのは難しいかも?


「この動作ができないのは自分の努力が足りないせいだ!」と思って必死に練習しても

先生「その動きはこの時間内では無理でしょ!!」
麻戸・綾「えっ!!(無理なの!?)」

となることもあります。笑
なのである程度練習を重ねても改善できない場合は、早めに先生に相談するのもオススメです。


音楽に合う合わない、速すぎる遅れる、という問題はビートバリューが適当になっていて起こるケースが意外に多い気がします。


自分達のステップのビートバリューを確認みると問題は解決するかもしれません。踊りなれたステップでもたまには確認してみてねー!




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