踊っている際に「もっと力を抜いて!固まっているよ!」と指摘されたことはありませんか?


なるほど!脱力が大切なのね!と力を抜いて練習していると「体がふにゃふにゃしてるなぁ。もっと力を入れて!」と言われたり、、、


一体どうすれば良いの?!何が正解なの?!と多くの方が悩んでいる印象があります。なかなか難しい問題です。


そもそも全く力が入らないということはあり得ないよね。寝ている時やお風呂に入っている時は完全に脱力しているかもしれないけど、立っているだけで重力に逆らう力が必要となります。でも立っている時に力を入れていますか?と聞かれるとYESとも答えがたい、、、、


結論から言うと、体の外側は力が適度に抜けてて、体の中心には力が入っているという状態がベストだと思います。


例えば走るときは手足を振っています。スムーズに振るためには力がそれなりに抜けている必要がありますよね。手足に力を入れて走ると不自然になってしまいます。だからと言って全く力が入っていないかというとそうではありません。手足を振るのに必要な、適度な力が入っています。


体幹部分も同様ですが、手足よりは力が入っているはずです。体幹がブレると消耗が大きく、手足も振りにくくなり、タイムへの影響も大きくなってきます。


力を入れないというのは、あくまで「無駄」な力を入れないということに過ぎません。全く力が入っていない状態での運動はできません。ふにゃふにゃ、ぐにゃぐにゃが良い状態!と勘違いしてしまう場合も多いので要注意です。


この適度に、ということも非常に重要です。どれくらいの力が必要か?というのは、自分のステップ、タイミング、相手によっても変化してきます。力を抜いて!=全ての力を抜く、ではないということです。体のどの部分を、どのタイミングで抜いば良いのか?ということまで考えてみましょう!





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