ダンスを踊る際に避けて通れないのが回転です。ラテンでソロで回転する時、左回転はしやすいけど右回転は何となく回りにくいという人はいませんか?


ぱっと見、人間の身体は左右均等に見えますが利き手、普段の癖などで左右の筋力は違うし、根本的なことを言ってしまうと内蔵の位置も左右で異なるのでバランスは違って当たり前です。


左右が同じように回れないなーと悩んでいる方はそもそも左右対称ではない、という認識を持ってみると良いかもしれないです。右と左では異なる工夫が必要で、それは人によって異なるはず。利き手、利き足、筋力バランスなどでそれぞれ違うはず。違うのが当たり前、と考えてみましょう。


そしてスタンダードにおいては常に二人で組んで回転します。二人で回転する場合は自分一人のバランスで回転する場合よりもちがった工夫が必要です。


通常、相手に対して正面に組まず左にずれて組みます。お互いの右足近い状態で右に回転するのは比較的楽で、あまり回転しようとせずとも回ることができます。ロックターンなんかが良い例ですね。対して左回転は足の裏をしっかり回転させていかなければ回転することができません。


これは男性と女性がお互い左にズレて組んでいるのでおこることです。仮に右にズレて組んだとすると、左回転の方が楽に回れるということになります。ズレて組む性質上、右回転と左回転とでは回転のシステム自体が異なってくるのです。


ラテンもスタンダードも「右回転の反対は左回転」と口で言うのは簡単だけど、綺麗に反対に見えるように動くには工夫が必要です。違うことをやっている、違う意識で良い、と考えた方が上手くいくかもしれませんね。


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