スポーツ界でのパワハラや暴力が話題となっています。正直、ダンス界もパワハラ、モラハラの多い業界だと思います。

ダンス界におけるパワハラで最も多いのが競技会関連でしょう。勤務先のスタジオを辞めると、そのオーナーから急に点数が入らなくなる。今まで決勝でも1位か2位をつけていたのに、予選から0点で決勝も平気で6位をつけてきたり、、、


または選手会絡み。選手の総意として選手会を代表してが運営側に意見を言うと個人攻撃されてしまうらしいです。


「俺に挨拶に来ないやつは点数いれない」と周りに公言する方もいると聞きます。まぁこの辺はパワハラとはちょっと違うかな?ちゃんとダンス見ろよ!って感じですね笑


パワハラと思われることに関して過去には選手が抗議したこともありました。回答はいつも同じ。


「いや、ダンスが良くなかったから点数を入れなかっただけ。他のことは一切関係ないよ。」


今の審査基準、審査方法では、これを言われてしまうとそれ以上何も言えません。ちょっと他の選手よりも元気がなかった、音楽性が悪かった、2人の呼吸があってなかった、、、、すべて数値化できず判断できないものですからね。
驚くことに「ジャッジは点数をつけた理由を説明する義務がない」という競技規定があるんですね。


審査員の主観で結果が変わるのが競技ダンスです。選手のパフォーマンスの良し悪しはもちろんですが、誰が審査するかによって結果が変わる可能性の高い競技と言えるでしょう。審査員には審査員としてのプライド、モラルが求められます。


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