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「発表会に出ないと先生が本気出してくれないのよ!普段からちゃんとレッスンして欲しいわー!」これ、生徒さんの間でよく話題に上がるみたい笑。わざわざ〇〇先生は発表会に出ないっていうとテキトーなレッスンするのよ、と教えてくれる方もいます笑。


さて!これは真実なのでしょうか?!答えは、、、!?


はっきり言って先生によるとしか言いようがないですね。中にはそういうタイプの先生もいるかもしれないですが、本当に手を抜いたレッスンをしているかどうかはわかりません。いずれにせよ先生にそんなつもりがなくても、生徒さんがそう感じてしまっているのならばそれは残念な状況ですね。


正直、他の先生が自分の生徒さんにどんなレッスンをしているのか分からないのでデータは少ないですが、少なくても一緒に働いたことのある先生の中で「発表会に出ないからと言って手を抜く先生」はいなかったように感じます。


先生目線で考えてみましょう。もちろん個人差はありますが、発表会へ出ることを決めると生徒さん側に変化があるように思えます。大きく変化するのは生徒さん自身のレッスンへの集中度です。もちろん普段はサボっている、という訳ではないのですが、レッスン内容をメモしはじめたり、復習したいので動画を撮らせて欲しいと頼んできたり、、、、


締切が決まることで「今日全部覚えられなくても来週覚えればいいや」から「今日何としても覚えないと間に合わないかも」へと心構えがちょっと変わります。そうすると当然ながら1レッスンあたりで学ぶ内容や習得できることが増えます。


自分がより真剣に取り組むことで1レッスンあたりの内容がより充実し、相対的にレッスンの価値が上がる、得るものが増える、、、と、僕はそんな気がしています。発表会前のレッスンの方が充実してるような気がする、、、やっぱり先生は本気だしてなかったんだ!!となっているのかな。


正直な話、僕としては「レッスンで本気を出す」ってどんなことを指しているのかイマイチぴんときていない部分もある。そういう不満が出るということは、先生側と生徒さん側でちょっとすれ違いがあるのかもね。


ちなみに余談ですが、僕がレッスンを受ける時に本気になってもらってるなぁと感じる時はこんな感じ。


・理解できるまで、理解できる言葉や方法を探し続けてくれる
・できなくても、あきらめず同じことでも何度でも繰り返してくれる
・感覚を得るまで付き合ってくれる


出来が悪くてすみません、、、と思いながらも感謝しています。


発表会に出ないと先生が本気出してくれない?!の結論としては、そういう先生は中にはいるかもしれないけど、それとは関係なく自分は本気でレッスンの内容をものにする!と考えるのが最も生産的なのかなと思います。



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