レッスンで教わったことができるようになった!やったー!!これはとっても良いこと・嬉しいことですね。達成感もあるし上手くなったなと実感できます。
次はその良い状態をもっと発展させていきましょう。まずはできるようになった技術をいつでも使えるようにしましょう。
- 1回だけならできる!ということを練習して10回できるようにする。さらには1曲を通してずっとできる状態へ
- 意識すればできる状態から意識しなくてもできる状態にする
このようにレベルアップできたら目に見えて踊りが変わります。
例えば、ワルツのルーティンを最初の半周だけならキレイな形・大きい歩幅で踊れるようになりました。これを1曲通してできるようになったらすごく良くなりますね。
できるようになったことを反復練習するのは本当に大事!分かってはいるけどトライしつづけるのはなかなか難しいです。
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社交ダンスはパーティーでも競技会でも、ひとつのフロアで他のたくさんのカップルと一緒に踊ります。他のカップルが進路に入ってきたら、その都度臨機応変に自分の進路を変更する必要があります。
ということは踊りの最中は常に
- 男性は回りのカップルの動向と自分の進路の確保
- 女性は男性の進路変更の可能性、パーティなら次のステップの予想
に頭の容量が取られることになります。しかも音楽も聴かなきゃいけないよね。ということは上記の事をやりながら、言い方は悪いけど『片手間で』できるくらいのことしかできません。
悲しいけど、「一生懸命フルパワーで意識すればできるよ!」という技術や表現は試合やパーティーなど、実戦・本番と呼ぶような場面では使えないよ、という事です。だから少ない負荷でできる、あまり考えないでもできるように反復練習が必要なのです。
ちなみに余談だけど、他のカップルを避けるのもフロアクラフトと言ってテクニックの一部だし、音楽を聴くのも練習すれば考えながら聴けるようになるのでこちらも練習で負荷を減らすことができますよ。
また反復練習して、その技術が安定してできるようになると次の課題に進むことができるようになります。
「すっごーく気をつけていれば、フロア一周する間ギリギリホールドを保てるよ!」という人に「お、できたね!じゃあもっとここではロアーして、ここではライズを〜」と別な切り口で指導するとたちまちホールドは崩れてしまいます。
まだホールドをキープしたままライズ&フォールの事を考える余裕がないからです。なので、ある程度ひとつの事ができるようになってから新しい課題に移ります。その方が効果的です。
反復練習してくれる生徒さんは技術の定着が早いのでドンドン新しいトライができます。
「レッスンで同じことばかり注意されるなぁ…そろそろ違うことがやりたい。けど先生には言いづらいな〜。」という人は今の課題をもう少しだけ、余裕でできるように反復練習してみてはいかがでしょう?そのうち次の課題が出てきますよ。
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本番の時、何を気をつける?!
麻戸 洋輔・中村 綾
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