競技に出ているダンサーとパーティーメインで踊っているダンサー。ここは本来区別する必要はないのですが、時々お互いに苦情を言い合っていることがある気がします。要約すると以下の通り。


・パーティーダンサーの言い分
「競技の級マウントしてくる人がいる」


競技会に出場すると自分にクラス、級がつきます。競技選手はD級→C級→B級、、、、というように級を上げていくことが目的の一つになっています。


この級というものは、競技会におけるランクなのでダンスパーティーでは全く関係ないものです。ダンスパーティーは他のカップルと競うものではないですから、ランクを分ける必要もないですからね。


中には競技ダンサーには聞いてもいないのにパーティーの時に「私はB級なんです!」などど自慢してくる人がいます。単純にパーティーを楽しみにきている人には正直そんなことどうでも良いのですが、そうアピールすることで競技をしていないダンサーに対して上位に立とうとする人もいる、、、とのこと。


そんな人が競技会のように肘の張ったホールドでびゅーんと踊ろうものなら「パーティーであんなダンスするなんて、全く競技ダンサーはマナーがなってないわね!」という非難の嵐です。そういった一部の方のせいで、競技ダンサーはひとくくりにパーティーでのマナーがないと判断されがちです。


ちなみに上手い方ほどパーティーでのマナーも心得ていることが多い。当然ですが競技ダンサーだからダメという訳ではないです。



・競技ダンサーの言い分
「級を聞いて勝手に評価してくる人がいる」


「あなた何級なの?」という質問。これはプロの人もよくされる気がする。皆さんお相手の競技のクラスが気になるんですね。お相手がA級だと聞くと「あらあら踊ってもらえてラッキーだわ。」D級だというと「まだまだこれからね。頑張りなさい!」


残念ながらその人自身ではなく「A級の人」、「D級の人」というレッテルと踊りたがる方もいます。競技ダンサーの方がパーティーへ行って嫌な思いをするのはこのパターンが多いです。


こういったことが原因で、競技ダンサーとパーティーダンサーはお互いを非難しあう場合があります。
A級がD級より上とか、競技ダンサーがパーティーダンサーより上手いとか、そういった序列をつける必要は一切ないんですね。お互いを尊重して、レッテルでなくその人個人と向き合い、一緒に踊ることが大切だと思います。


ちなみに今回の記事はかなり主語が大きくなってしまっていますが、結局はその人個人の問題。パーティーで上記のような人に出会ってもその人が変なだけです。上記のような人がいたら適当にあしらって近づかないのがおすすめの対応です。



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