前回は身体能力について書きました。
今回は僕が、アマチュアのシニアダンサーに最も欠けているように感じることについて書きます。
それは、、、
ズバリ、「ルックス」です!
この重要性に気が付いていないシニアダンサーが多いです。例えば衣装。普段の服もそうですが、若いうちは何を着ても許されます。しかし年齢を重ねるうちに似合うものが変わってきて、、、という経験は誰しもしているでしょう。若い人と同じように、何も考えずに衣装を着るのは無策すぎます。
例えばちょっとイケてるオヤジ感を出してみてはどうでしょう。フレッシュで爽やか、というのもキャラクターによってはいけると思いますが、年齢と共に難しくなると思います。落ち着いてクールな感じだったり、さりげないワンポイントでオシャレな感じを出していけると良いですね。
女性ならば年齢を重ねると共に「カワイイ」よりは「エレガント」な方が似合う確率が高いです。(もちろんカワイイの方が似合う方もいます。この辺りはその人のキャラクター次第かな)
スタンダードの男性は燕尾服で共通なので差別化が図りにくいですが気を付けて頂きたいのがサイズが合っているかどうか。スーツも同じですよね。大きすぎたり小さすぎたりはちょっとダサイ、、、
腕の部分がかなり太くシルエットも大きめ2世代くらい前の燕尾服を着ていると、正直もったいないなぁと感じます。(自分もお金がない新人時代はお下がりの燕尾服で出てましたが、、)
そして不可欠なのが「清潔感」です。このあたりはヘアセット、メイクなども含めてです。若くて上手ければ多少許されるかもしれませんが髪がボサボサだったりすると印象はとても悪いです。
というように、見た目を工夫することが競技の成績をあげるのに大きく貢献するのではと考えています。若いというだけで「フレッシュ」「元気がある」「やんちゃ」「カワイイ」というようにプラスに見えてしまう場合があります。僕自身もかつてはこれに助けられてきましたが正直もう厳しいです。
不平等にも思えますがここは仕方ない。この要素において同じ土俵で闘うのは大変です。もちろん気持ちは若くいた方が良いです。僕も元気の良さで若手に負けない!という気持ちはありますが、、、現実的にこれ一本で闘うには悪手と考えています。
年齢を重ねることによる出る雰囲気、空気感があるはずです。その武器を上手く使えば、若手ダンサーにはできない表現ができると思います。「渋い」「カッコイイ」「美しい」「上品」などこの辺の表現で勝負してみましょう。
最初に書いたようにこの意識が最も欠けているように感じます。衣装やヘアメイクではたいして結果は変わらないと思ってしまっているのかな?と感じることもあるくらいです。前回書いた身体能力にはどうしても年齢の壁があるのが事実で、同じ土俵で闘うのは大変です。しかしこの要素は若手とは違った方向性といけば張り合えるはずです。是非とも研究しましょう!
ヒントにどうぞ
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