苦手なことは山程ありますが、そのなかでも『表現』あるいは『フォーカス』と言った分野は自分にとっては難関です。


私は他ジャンルのダンス経験がないので(そのせいではないかもしれませんが)、こんな感じで踊る!の「こんな感じ」がなかなか難しく思えます。何でも良いから感じるがままに表現を!と言われても困るタイプでした。


誰か具体的に教えて~!助けて~!と思っていたら、ある先生のレッスンで希望の光が…!!今回は視線の使い方についてでした。(今回はラテンの話です)


以前は「視線をはっきり決めて踊ろう!」と思うと、


・相手の目を見る
・外(観客)を見る


この2パターンに偏りがちでした。


いろいろ表現をする為に何かアイディアはないですかね、、、、?という問いにさすが!というほどハッキリとした答えが返ってきました。


『身体のパーツを見なさい』


例えばここは脚。次は肩から腕、そして手。といった感じに自分の身体のパーツに視線を定めるのです。もちろん、パートナーや観客を見るのも有効ですが、私の場合はそればっかりになってた(笑)身体のパーツを見る部分を意識的に増やす必要があります。


それに付け加えて、視線を変えるとき


『まず黒目、それから顔を動かす』


ということも言われました。黒目の位置まで言われるとは驚き!!トライしてみると、確かにこのほうが自然な表現になります。


とにかく何か表現しろ!とそれでできれば問題ないですが、難しいと感じる方もたくさんいると思います。このように『視線のパターンを増やす』+『視線を変えるときは黒目から変える』というように細かい作業に分解できると解決の兆しが出てきます。


選手が自分で練習する際も迷いが生じにくいし、分かりやすい。トップコーチャーは教えるスキルも高いなとホントに毎回感心します。そういった点も見習って良いレッスンができるようになりたいな。表現とともに頑張らねばならない課題です。



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