社交ダンス用のCDというものがあるのですが、その中に「Very Ballroom」「Very Latin」というCDがあります。今や人気シリーズとなりVery Ballroomは5枚目をリリース、Very Latinも第4弾まで発売し人気を維持しています。


このCDは僕も好きです。特徴としては世界で売れたヒット曲、ポップスを中心にDJがダンスミュージックにアレンジしています。ダンスをはじめたばかりの人が、この曲でも社交ダンス踊れるですねーと興味を持ってくれるようなCDです。


ある日、ラテンの元世界チャンピオンのユッカ先生のレッスンを受けている時に音楽の話になり、
ユッカ先生「I don't Like this CD」
マトアヤ「まじっすかー」
ユッカ先生「これは本来チャチャチャの曲じゃないよね。ポップスだよ。だからチャチャチャらしくない。」
マトアヤ「ほえー」


また別の日にスタンダードのレッスンを受けた時にも
先生「電子音が多くて、オーケストラの重厚な感じがないわよねぇ」
マトアヤ「ほえー」


ダンスの長い歴史の中で音楽も多様化しています。その中で本来のチャチャチャの音楽、本来のワルツの音楽を知ることは重要なんですね。


ちなみに、ヤングサークルで受けが良いのは圧倒的に「Very Ballroom」「Very Latin」シリーズです。やっぱり本来の音楽って少し古臭く感じてしまうんじゃないかな。ダンスをはじめるきっかけとしては有効だよね。こうやって興味を引いた上で、理解を深める為に本来の音楽に触れていけると良いですね。


結論!世間では人気。中には嫌いな人もいる




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