競技会場や発表会の会場に着いたらいろいろと準備が必要です。受付をしたり、メイクしたり、出場する為の準備をします。


同様に必ずしなければならないことはフロアの大きさ、形の確認です。実は競技会や発表会のフロアの大きさは会場により異なります。また、縦、横の比率も異なります。


ラテンよりもスタンダードの方がよりシビアに考える必要があります。多くの方は長辺で踊るグループと短辺で踊るグループを持っていると思います。まず初めに、自分のグループが実際の会場にどのように収まるのか想像しましょう。


いつも通り踊って問題ないという状況が好ましいですが、そう上手くいかないことも多いのです。会場が狭くいつものように踊ると収まりきらない、逆に広すぎて上手く周れない、ということに実際に本番を踊ってる最中にヤバイと気が付く、、、というのは遅すぎますよね。


踊る前に本番を想定して対策を立ておく必要があります。ここからスタートして、このステップでコーナーを曲がって、、、と頭の中で踊っていきましょう。

競技会の場合は混雑していて自分の好きな場所でスタートできない場合もあります。プランA、B、C、、、くらいまでは考えておきたいですね。また、発表会の場合は正面が決まっていることが多いので、方向の水に対してシビアに取り組む必要があります。



自分達がフロア上でどのような軌跡を描くのか頭の中でシュミレーションしておくと良いです。シュミレーションしていても本番は他のカップルもいますので、踊りきる難度はもっと上がります。



これを5種目、全部やっておきましょう。上手くいかなかった場合は次のラウンドまでに対策します。


これを生徒さんに話すと
「そんなことまで考えているなんてさすがプロね!私なんか深く考えずフロアに立つわよー(笑)」


と言っていました。僕もそのように臨みたいのはやまやま何だけど、それで失敗しないという自信がない(笑)プロだからいうよりは、自信がないから準備しているだけかなぁ。


こういった話はリードする側だけが必要と考えてしまう人がいますが、フォローする側も大切です。もちろん自分で方向を決める訳ではないけど、大まかな方向は把握した上で、微調整という感じにできると良いですね。


方向に自信がない人ほど準備が大切で、効果的だと思います。ぜひやっつてみてね!



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