この前生徒さんと話していて「先生は出し惜しみしないですよねー。出し惜しみする先生もいるんですよ。」と言われました。


その言葉で、ふと大学でダンスをしている時のことを思い出しました。大学生の部活は上級生が下級生を教えています。顧問はいますが、ダンスの指導はできません。上級生はスタジオに通ってプロのレッスンを受けて上達することになります。必然的に先生に教えてもらったことを下級生に教えることになります。


自分達が上級生になった時、僕の同期がこんなことを言われたそうです。
「私が君にレッスンで教えることは、君がレッスン料を払って買ったものだ。簡単に後輩にすべて教えてはいけないよ。適度に出し惜しみをしないと。」


これは今の僕にはあまり理解できない考え方ではあるけど、レッスン料で情報を買っているという点で考えると確かにそうとも言える。5000円で買った情報商材を0円で後輩に渡しては自分が損するよという考え方なのかな。


個人的には出し惜しみする余地はないですね(笑)
レッスンの時間内で生徒さんを上手くするアイディアはたくさんあるし、できるようになって欲しいことは沢山あって、時間がいくらあっても足りないくらい。自分で練習してもらいたいことも含めると、結構詰め込みぎみで生徒さんに教えているかも。僕の先生が自分達に教えている時もそうなんだろうなぁ(笑)


ただし、与える情報を選択し、あえて少なくすることはあります。これができるようになったら新たな課題を与えたいけど、現段階ではこれに集中して練習して欲しいからあえて教えないでおこう、ということですね。


先生のこの意図が生徒に上手く伝わっていない場合は、出し惜しみされたーと思われてしまうのかもしれませんね。


物理の話をしたいけど、その為には数学ができないと、、、とりあえず数学を頑張ってやってね→物理の話をしないなんて出し惜しみだ!!という感じ。


ここがレッスンの難しいところかも。情報もただ与えれば良いというわけではないですからね。生徒の技量、知識量、今トライしていること、性格、日頃の傾向などなど様々な背景により、生徒さんへの響き方が変わってきます。いくら良い情報を与えても、タイミング次第では効果が薄い場合もあります。


そしては「やり方を知っている」と「実際にできる」には大きな隔たりがあるということ。情報を貰っただけでは上手くならないということは先生本人が一番知っていると思うよ。そんな楽な話はないし、あったら自分が知りたい(笑)


まぁ出し惜しみする先生はあまりいないんじゃないかなぁ。そもそも先生も日々ダンスの研究をしているので出し惜しみするまでもない、、、と自分は思います。まぁ営業スタイルは人様々だと思うので最終的にはその人次第ではありますねー。


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