試合の審査結果を見ると審査員のつける点数ってバラバラ。審査のプロが見てもこれだけ点数がばらけるのですから、ダンスをしたことのない人達からしたら誰が上手いのか分からなくて当然です。


僕もダンスをはじめたばかりの頃は誰が上手いのか本当に分からなかった。踊っているすべての先輩が上手いと思ったし、そこに優劣がどうやって付いているのか本当に不思議だった。さて、競技ダンスはスポーツだ芸術だという議論はありますが、明確な審査基準、つまりこの技は何点、バランスを崩したら何点減点、というような数値化ができない以上、完全なスポーツとは言えないような気がします。


スポーツ性と芸術性が融合してる競技と言えば聞こえは良いですが、そのことが原因で観客に結果が伝わりにくい競技となってしまっています。今回はダンス経験のない方が、競技会観戦の際にどんな所に着目すると勝ち負けが分かりやすいのか見ていきます。


まずはぼーっと見てて何かよくわからないけど目に入ってくるカップル。
ダンスをしたことのない人と競技会を見に行き「どのカップルが好き?」と聞いてみます。ほどんとの方が何の予備知識がなくとも優勝候補、ファイナリスト候補を選びます。専門知識なくとも良いダンサーは良く見えるということです。おしまい。


。。。。これだけではこの記事を書いた意味がないですね笑。ここで良いダンサーの条件の一つをお伝えします。


・遠くからでも顔がよく見えるダンサー
踊っている時の表情が良く見えるダンサーは勝ち上がってくる可能性が高いです。ポイントは「遠くからでも」という点です。遠くからでも顔が見えるということは、しっかりとボディトーンがあり、そのトーンが頭まで通っていて、ヘッドのブレも少なく、カップル間のスペースも広く、尚且つ余裕もあるということです。


ダンスの経験や知識があれば、ボディトーンの有無、カップルの一体感、音楽性などある程度優劣が分かってくるのですが、そういうことが分かるまでは結構な時間がかかります。これは経験者でないと分かりません。


でも遠くから顔がよく見えるというだけで技術の高さが伺えるのです。競技会を観戦する時に、誰が上手いのか分からなくてつまらない、、、という場合は参考にしてみて下さいね。


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