レッスンをする際に気をつけていること。
『相手に響く言い方、テーマにすること』
響く=相手が納得してくれる、興味を持ってくれるといった感じです。
私達の先生はよく、レッスンやダンスのことなど日常の悩みを相談したとき『伝え方は大事だよ!』という話をしてくれました。
自分のパートナーも生徒さんもどんなに関係が良くても他人、つまり同じ人間じゃない。頭の中をそのまま見ることはできない。自分の言いたいことや言ったことがちゃんと100%伝わるなんてことはありえない。だから大事だと思う事は何回も、同じことでも色々な言い方をしたり、いろんなアプローチをして伝え続けないといけないよ。と言われました。
「なるほど!そうだな~、どこかで『分かってくれない相手が悪い』と思っていたかも。他人だもんね、一回で伝わるはずないか!」とすごく感心したのを覚えています。言われてみれば当たり前なんだけどなかなか難しいよね。
それまでは自分が『コレが大事!』と思うことを生徒さんに教えたほうがいいと思っていました。でも生徒さんには、自分で考える力があります。ダンスが好きな人ほど自分で今取り組みたいテーマがあったり、こうしたらいいのでは?と改善案を考えるの自体が好きな人も多いです。それが熱心な生徒さんのいいところです。
ですが生徒さんの中には、自分の考えや気になっていることと違う改善案やテーマはピンとこない。という人もいます。そういう人には、今相手が興味を持っていることになるべく寄り添ったテーマで教えてあげれたらな。と先生の話を聞いてからは考えるようになりました。
いくらダンスの上達に大切!と思うことを教えても、相手が興味を持って取り組んでくれなければすぐに忘れてしまうし、なかなか身にならない。その人が納得したり、自分で気づきが得られたときの方がやる気もスゴイし、ダンス自体も一気に良くなることが多いです。
教師としては『そのこと(生徒さんが気になっていること)よりも、このテーマをやった方がダンスが良くなるのにな~。』と思うときもあります。僕の意図する方向からズレていることに気づくことができない人も。
ですが、生徒さんに響かないとレッスンの効果がないので、自分が教えたいことや良いと思ったことのみにならないように注意しています。いつも響く言い方ができるといいのにな~!日々研究、ですね。
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