競技ダンス、社交ダンスを演技する際に重要なことの一つに衣装があげられます。ドレスはその人の長所を伸ばし、短所を隠してくれるものを選ぶのがベストです。僕は線が細いく、肩幅も狭いのでなるべく身体が大きく見える衣装を選ぶようにしています。
基本的に黒は締まって見え、白は膨張して見えます。その点から考えると僕は白い衣装の方が良さそう。でもそこが衣装の面白いところで、白シャツはなぜか似合わないようなんです(笑)単純に細い人は白!!とはいかないんですね。
そして安っぽく見えないことも重要です。ちょっとこのダンスの歴史を考えてみましょう。もともとは「ボールルーム」いわゆる舞踏場で貴族など富裕層が踊っていた訳です。ゴージャスな会場で、男性はフォーマルに着飾り、女性はその場所に見合ったドレスを着て、というものがスタートになっています。
ちなみに世界で一番格式が高いとされるブラックプール選手権にはドレスコードがあり、出場選手以外もフォーマルな格好でないと入場できません。基本的に我々の衣装はそういった場所に見合うように作られています。
さて、競技会に関しては費用の関係でいろいろなところで開催されています。大きな試合はホテルで開催されることもありますが、多くの場合は練習場、公共施設、体育館などなど。実は会場が違うと同じ人が同じ衣装を着ていても、違うように見えることがあります。
ホテルなどの雰囲気のある場所で高級感が出るドレスも、会場のグレードが下がるとチープに見えることがあります。体育館や公共施設でも照明が使えたり、ショーアップされれば若干変わってくるとは思いますが、なかなか難しいようです。
体育館や公共施設の大会議室のような会場で、いくらゴージャスな衣装を着てもそういった高級感を出すことは難しいですよね。何となく場違いな感じになってしまうというか(笑)
毎回良い会場で踊れればそれに越したことはないですが、そうも言ってられないのが現状です。会場だけは自分の力で変えられないからね。ただドレスの見え方が変わるという事実は知っておいて損はないでしょう。
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