レッスンを受けにきた・練習場に来たけど、(フロアが)混んでる!こういったとき、嫌だなぁ。と感じる人も多いのではないでしょうか。


確かにフロアに人がたくさんいる状況はストレスですね。ぶつかったり、うまく踊れないこともあります。でも、社交ダンス・競技ダンスは複数のカップルがひとつのフロアで踊るもの。


人がたくさんいる状況は、実はパーティーに行ったときや競技会本番など、人前で踊るときを想定した良い練習になります。



具体的には

・自分の進路が空いているかどうか予測する力・近くのカップルの進路を予測する力
・ステップを踊る角度や歩幅、ステップ構成をフロアのサイズや空いているスペースに合わせる調整力
・パートナーにいつもと違う方向を知らせるリード力・それを受け止めるフォロー力
・自分のホールドや相手の腕の長さ、自分達のステップに必要な広さを正確に把握する能力


が養えると思います。


私達もたまに練習場に行き、混んでいる中で踊る練習をします。実際、競技会に出る人・ダンスパーティーに行く人はこのストレスから逃れられないからね!


スタジオ・練習場が混んでいる時は、コントロール能力を磨くチャンス!どんどん踊りましょう!(もちろん、他の人にぶつからないように。)そしてどのステップ・どんな状況だと、他のカップルをかわすのが苦手なのか把握しておきましょう。どうしてもかわせない場合はテクニック面に問題がある可能性もあるので先生に相談してみて下さい。


私達も生徒さんに少しずつ、他のカップルの進路の読み方や今の状況だとどのようにかわして踊るのがベターか伝えていくようにしています。みんなだんだん混んだフロアで踊るのが上手になってきました。


誰もいなくて自由に動ける場合はミスも少なくなります。問題はいつもそのように動けるとは限らないことです。混んでいる以外にも

・見れている気がして集中できない
・相手と合わずしっくりこない
・音楽が小さい、雑音が多いなどの理由で聞こえにくい


様々な状況下でも踊らなくてはいけません。快適にな状況で練習ばかりしていては実践的とは言えませんからね。みなさんもたまには、あえて混んでいるフロアで練習してみては?



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