ロンドンの練習会では主にブラックプールで実際に使用する曲を使っています。初日に感じたことは音楽が速いということです。これは過去にもブログで書いたかもそれませんが、日本の競技会の音楽のスピードは明らかに遅いです。



選手会からも音楽のスピードを世界の基準と同じにして欲しいと要望を出したことがありました。その時は、日本国内の試合は世界基準と一致させる必要はないという答えだったと記憶しています。


音楽のスピードが違うと何が違うか?ボディの動き出しをより早く、動く為の準備をより早くしていく必要があります。ゆっくりな曲では準備のタイミングが多少遅くても間に合うでしょう。でも早い曲になるとそうはいきません。


もちろん音楽が速いと本来すべき動作を省略して踊ってしまうこともあるので、ゆっくりな曲で体の使い方を練習する時間も必要です。ただ、音楽のテンポの変化と共に踊り方が変わってきているという歴史から考えると、遅い曲に慣れてしまうことは良いこととは言えなそうです。


競技会での音楽が遅いからなのか、練習場などでも同様に遅い音楽かかります。これは聞いた話なのですが、普通のスピードで音楽をかけているとクレームが入るのだとか、、、こちらで毎日早い音楽で練習会で踊ることで、体が対応できるようになってきて動き方が変わってきたように思えます。


ただ、日本に帰って試合の音楽に対応しようと思うとまた遅い音楽で練習する必要があり、、、うーん、、日本の試合の音楽もこれくらいのスピードにしてもらえればなぁ、、、


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