ステップの名前が全然分からない、覚えられない!という声をよく聞きます。はじめのうちはリズム・足型など覚えることがたくさんあるのでステップ名まで気が回らない!というのが正直なところだと思います。


名前は分からなくてもいいよ~という人もいますが、それはあくまで初心者のお話。ステップの名前が分からなくてもある程度はもちろん踊れるけど、早く上手くなるには覚えた方が断然スムーズです。


理由は
1.パートナーや先生と素早く意思疎通できる

練習時間やレッスン時間は限られています。練習したいところ・直したいところがルーティンの後半だった場合、ステップ名が分からないと最初から踊って見せてこのステップだよと説明しないといけなくなります。対して、ステップ名が分かる人は「ホイスクからはじめましょう!」の一言でOK!どちらが時間を有効に使えるかは一目瞭然ですね!
また、団体レッスンだと直接先生と組んで指導を受けるよりも口頭での指導がメインとなります。ステップ名が分からないと先生の説明を十分に理解できない可能性があります。


2.ステップ名でイメージを掴める

ステップ名がヒントになることもあります。例えば、ファーラウェーリバース。リバースだから左周りだな、ファーラウェーポジションなんだな。といった感じ。中にはルンバのキキウォークみたいに全然ヒントにならないステップもあるけど。(笑)



3.雑誌やネットで情報収集ができるようになる
ステップ名が分かれば、ネットで検索したりYoutubeで動画を見たりして研究することが可能です。習ったけどいまいちイメージが湧かないとき動画を見たり、習ったもの以外に他にはどんなステップにつなぐことができるのか自分で調べることができます。



また、ステップ名を覚えることはステップの区切りを覚える事につながります。ステップの始まりと終わりが分かるようになると

・男性は自分でステップを色々組み合わせる事ができる
・女性は次のステップに向けていつ頃リードが来るのか予測を立てることができる

ようになります。


女性の方で自分の先生としか踊らないという条件付きならステップ名をまったく覚えなくてもポジションの変化だけ覚えればおそらく上手に踊ることができると思います。


しかし、それは先生なのでキチンとリードがくることや同じ人としか踊らないのでその人の踊りの癖をだんだん覚えてくるため可能なのだと思います。初めて会った人とも上手く踊りたいのであれば、次の展開を予測する力をつけるため女性もステップの区切りが分からないといけない、つまりステップ名を覚える必要があると思います。


大変ですが、効率良く上手くなりたい人、色んな人を相手に上手く踊りたい人は少しずつ足型と一緒にステップ名を覚えることを推奨します。


クリックお願いします!

社交ダンスランキング



関連記事はこちら

ステップを覚えるのも技術のうち
ダンス教室あるある~フェイントかける生徒~
便利なステップ~スロー編~


神奈川県鎌倉市大船の社交ダンス教室
Mato Ballroom Dance Club

麻戸 洋輔・中村 綾


Mato Ballroom Dance Club の HPはこちら



麻戸・中村が主催するヤングサークルTeamKのHPはこちら


レッスンのご予約はこちら



社交ダンスランキング