同じことを注意され続け、早数年、、、なぜか突然理解できることがあります。逆にうぉー数年前に習った内容の真の意味はこれだったのかー!と理解できることも。なぜこんなことが起こるのでしょうか?ヒントのなる本がありました。
以下、『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』(苫米地 英人著)より抜粋。
「脳には 、無数の情報の中から自分にとって重要な情報だけを認識するスクリーニングシステムが備わっています 。 (中略)自分に関係があると思う情報だけ受け取るようにできているのです 。自分に関係がないと思う情報は無意識のうちにシャットアウトされています 。」
ダンスのレッスンでもとてもよく起こることです。重要なポイントをお話ししても生徒さんに伝わってい感じがする、そんな時は「僕が話した重要な点は何でしたか?」と生徒さんにもう一度訪ねて確認します。
伸び悩んでいる人は高確率で的外れな事を答えが返ってくる。当然僕の話を真剣に聞いているにも関わらずです。例えばホールドの話をしていたの足の動かし方が、、、と答えたり、リズムの話をしていたのに姿勢が大事なんですね!という具合で、、、、
「僕の背中に注目して下さいね」とレッスンしているのに、先生の足はこう見えたからこうすればいいんだ!というオリジナル理論ができあがっていることも。「先生がさっき言ったこの腰の動きですが、、、」と存在しない記憶を作り出すことも(笑)もちろん、「えーっ!!そんな事言ってないよ?」と訂正しますが、聞こえてるか不安(笑)
本にも出てきたように、何回も同じ注意しても出来ない人はどうやら注意の重要な部分が、「自分に関係ない情報」としてシャットアウトされているようです。
上達させる為には、生徒さんの中で「今の自分に関係ない情報」として分類されてしまっている情報を、どうにかして「自分に必要な情報」と認識させる必要があります。
パターンとしては
1.何度も同じ事を違う言い方で伝える
2.少し違うテーマを挟んで再び伝える
3.生徒さんの興味のあるテーマに繋げて伝える
一番効果があるのは3番です。興味のある事は自分に関係がある事として響きやすいからです。ただし、キチンとした関係付けがないと説得力がないので、今一番取り組みたいテーマにアプローチしにくいというのがデメリット。1番、2番も併用します。
というわけで、先生達がレッスンで何回も何回も同じ事を言うときは、それがとっても重要だからです。もっとその点に関して意識や練習をして欲しい。生徒さん側もそれは重々承知していると思いますが、なかなかスパッと伝わらないときもあります。
先生の伝え方や本人の意識の変化が功を奏して「自分にとって重要な事なんだ!」となった時がタイトルの「同じことを言われていたのにはっと分かる瞬間」ですね。
また、いろんな先生に同じ注意を受けると何人目かではっと分かるのも同じです。あの人もこの人もみんな同じことを注意するならよっぽど自分にとって必要な事なんだろうなと重要さが分かるのだと思います。
一度、自分に重要な情報として認識されるとその情報はどんどん頭に、目に、耳に入るようになります。昔書いた同じダンス動画なのに見る度ダンサーが上手くなる!という記事も同じ原理ですね。
この「はっとする瞬間」はダンスが上達するキッカケを掴む瞬間でもあるし、そう言う気づきに出会える瞬間はダンスの楽しさの一つですよね!教師側としても伝え方を工夫してはっとする瞬間をたくさん作れるよう頑張りたいです。
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ダンスのレッスンでもとてもよく起こることです。重要なポイントをお話ししても生徒さんに伝わってい感じがする、そんな時は「僕が話した重要な点は何でしたか?」と生徒さんにもう一度訪ねて確認します。
伸び悩んでいる人は高確率で的外れな事を答えが返ってくる。当然僕の話を真剣に聞いているにも関わらずです。例えばホールドの話をしていたの足の動かし方が、、、と答えたり、リズムの話をしていたのに姿勢が大事なんですね!という具合で、、、、
「僕の背中に注目して下さいね」とレッスンしているのに、先生の足はこう見えたからこうすればいいんだ!というオリジナル理論ができあがっていることも。「先生がさっき言ったこの腰の動きですが、、、」と存在しない記憶を作り出すことも(笑)もちろん、「えーっ!!そんな事言ってないよ?」と訂正しますが、聞こえてるか不安(笑)
本にも出てきたように、何回も同じ注意しても出来ない人はどうやら注意の重要な部分が、「自分に関係ない情報」としてシャットアウトされているようです。
上達させる為には、生徒さんの中で「今の自分に関係ない情報」として分類されてしまっている情報を、どうにかして「自分に必要な情報」と認識させる必要があります。
パターンとしては
1.何度も同じ事を違う言い方で伝える
2.少し違うテーマを挟んで再び伝える
3.生徒さんの興味のあるテーマに繋げて伝える
一番効果があるのは3番です。興味のある事は自分に関係がある事として響きやすいからです。ただし、キチンとした関係付けがないと説得力がないので、今一番取り組みたいテーマにアプローチしにくいというのがデメリット。1番、2番も併用します。
というわけで、先生達がレッスンで何回も何回も同じ事を言うときは、それがとっても重要だからです。もっとその点に関して意識や練習をして欲しい。生徒さん側もそれは重々承知していると思いますが、なかなかスパッと伝わらないときもあります。
先生の伝え方や本人の意識の変化が功を奏して「自分にとって重要な事なんだ!」となった時がタイトルの「同じことを言われていたのにはっと分かる瞬間」ですね。
また、いろんな先生に同じ注意を受けると何人目かではっと分かるのも同じです。あの人もこの人もみんな同じことを注意するならよっぽど自分にとって必要な事なんだろうなと重要さが分かるのだと思います。
一度、自分に重要な情報として認識されるとその情報はどんどん頭に、目に、耳に入るようになります。昔書いた同じダンス動画なのに見る度ダンサーが上手くなる!という記事も同じ原理ですね。
この「はっとする瞬間」はダンスが上達するキッカケを掴む瞬間でもあるし、そう言う気づきに出会える瞬間はダンスの楽しさの一つですよね!教師側としても伝え方を工夫してはっとする瞬間をたくさん作れるよう頑張りたいです。
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