ダンスパートナーを探すのは難しいと言われています。実際、一緒に踊る相手がなかなか見つからないという方も多いです。今日は難しい理由について考えてみましょう。


1.目標、目的
最初に合わせなくてはいけない部分がここですね。練習相手が欲しいだけの人、試合に出ることが目標の人、試合に興味がない人、アマチュアでA級になりたい人、ビックコンペで入賞したい人、、、ここが2人で合っていないとかなり難しいです。


目標が定まれば、その目標を達成する為にダンスにどれだけの時間、労力、お金が必要なのか分かってきます。ここにズレがあると長続きする可能性は低くなる。


ここはなかなか本音が見えない時もあるから難しいよね。「ビックコンペで決勝に入りたい!」と口では言っているのに週に一回しか練習しない、、、なんてことも。これは絶対無理だよね。見積もりが甘いだけの人もいますが、本当はそこまで覚悟はないけどポジショントークの人もいる。


2.練習頻度、練習場所
目標が一致しても今度は練習場所と頻度の問題。生活環境が異なり、遠距離でカップルを組むと練習できるチャンスは少なくなり、また、移動にお金と時間がかかります、


良い相手と巡り合っても、例えば相手が転勤になったりして解消してしまうことも。お互いが妥協できる範囲内で練習場所、頻度を確保できるかということも重要です。


3.性格、体格、容姿
性格は大事だよね。まぁこれはダンスに限ったことではなく人付き合い全般そうだけど。容姿に関しては口では気にしないと言いつつ、実際は気にしてる傾向がある気がする。


悪い人ではないけど生理的に何となくダメというケースもあるし、カップルを組んで練習するとなると長い時間一緒にいることになるので、そこが理由になるのも頷けるかな。


とまぁ3つ書いてみたけど、どれを重要視するかは人によって結構違うと思う。ただ、少なくとも目標、目的に相違があると後々難しくなってくると思います。


競技会でC級になりたい人とA級になりたい人では、頑張りたい、頑張らなくてはならない量が全然違うはず。お金と時間のかけ方も異なります。そこに不満が生まれる。


「もっと練習したいのに、一緒に練習してくれない」
「仕事も忙しいし、趣味なんだからこれ以上はダンスに時間を取れない」
「ダンスだけが趣味じゃないので、他にも時間を使いたい」


というように、ゴールが違うとそもそも合わない。どちらかが妥協する必要があります。


組んでる相手に
「今月お金ないからレッスン受けれないや。」とレッスンを断られたのに、サークル後の飲み会にはしっかり参加している。飲み会とレッスン、、、どっちに価値があるのかはもちろん人によって異なるからね。ただ、自分のパートナーとその価値観が違うとストレスになる。


・飲み会を我慢してレッスン、練習をするか
・飲み会に参加して友人との時間を大切にするか


どちらが良いかはゴールによって異なるからね。


パートナーを見つける為には「どこまで妥協できるか」が大切かなと思います。もちろん練習しているうちに目的や目標が変わることもあるし、相手が妥協してくれることもある。


全く妥協しないという場合はそれだけ組むことができる人は少なくなってしまいます。もちろん一切妥協しない!というのも良いとは思いますが、長期戦になる覚悟はしておいた方が良いかもしれません。



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