学生のときによく注意されたのが「肩がうるさい」ということでした。「肩を止めて動け」「肩をその場においておけ」と先輩方からアドバイスされる日々…。アドバイスを全て試してみましたが、うまくいかない。


そんな私の肩が動かなくなったトライは、なんと『肩を動かす』でした!!えー、逆じゃん!!…先輩達、間違ってんじゃん!と思ったアナタ、実はそうではありません。


肩を止めておくには他の身体のパーツに肩が釣られて動かないようにする必要があります。人間の身体はあばらや下半身をひねるとその方向へ肩が動くのが普通です。その場に留めようとしても動いてしまいます。


あばらや下半身を動かすエネルギーと肩を反対に動かすエネルギーが釣り合ったときだけ、肩は外から見ると止まって見えるのです。ですが、肩を反対に動かすエネルギーは表には見えてきません。


そのエネルギーのつり合いを理解していなかったため、その場に肩をおいておく→あばら・下半身が動く→釣られて肩が動くという状態になっていたのです。


そんなわけで私は「肩をあばら・下半身と反対に動かす」ことで肩を止めることができるようになったのでした。


ダンスのレッスンではよく「肩を止めておけ!」とか「頭を止めておけ!」なんて指導を受けるけど、ただその場においておくだけじゃ上手くできないときもあります。止める為に動かす、という一見矛盾していることが必要だったりします。



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